地理教育におけるコンピテンシーの開発に関する研究
【研究キーワード】
コンピテンシー / 地理教育 / カリキュラム / ヨーロッパ / フィールドワーク / 資質・能力
【研究成果の概要】
本研究では、コンピテンシー重視のカリキュラムへの転換が早期に進められたヨーロッパ諸国における地理コンピテンシーの特徴を明らかにするとともに、日本の学校教育で育成すべき地理コンピテンシーの内容について検討することを目的とした。その結果、近年、汎用的コンピテンシーと地理の専門的知識とをバランスよく育成することが大きな課題となってきており、それを実現するための方法として、ポルトガルでは探究型のフィールドワークが、ドイツでは「ミステリー」という学習活動の普及が進められつつあり、ヨーロッパ諸国では地理コンピテンシーの育成を目指した具体的な学習活動の開発に重点が置かれていることが明らかとなった。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
井田 仁康 | 筑波大学 | 人間系 | 教授 | (Kakenデータベース) |
山本 隆太 | 静岡大学 | 地域創造教育センター | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【配分額】4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)