南海トラフ東端における津波堆積物と地殻変動に関する研究
【研究分野】地質学
【研究キーワード】
南海トラフ / 駿河トラフ / 津波堆積物 / 古地震 / 古生物 / 堆積相解析 / 完新統 / 放射性炭素年代測定 / 古津波 / 隆起貝層 / 銭洲海齢 / 海溝型地震 / 完新世 / 層序 / 地質 / 放射性炭素年代 / 活断層
【研究成果の概要】
(1)静岡県下田市・南伊豆町沿岸,清水平野,静岡平野,志太平野の津波堆積物の調査結果と他の研究者の調査結果を総括し,静岡県沿岸地域では,過去4000年間に,レベル2津波の発生を示す地質学的証拠はないことが判明した.
(2)伊豆半島南端,式根島,神津島の隆起貝層を調査した結果,1498年の明応地震の波源域は,南海トラフ沿いのみで,銭洲海嶺南縁に延長する必要がないという結論に至った.
【研究代表者】
【研究分担者】 |
横山 祐典 | 東京大学 | 大気海洋研究所 | 教授 | (Kakenデータベース) |
宮入 陽介 | 東京大学 | 大気海洋研究所 | 研究員 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【配分額】14,560千円 (直接経費: 11,200千円、間接経費: 3,360千円)