自然空間の公物性に即した法制度のあり方:「知」の活用による法の執行に向けて
【研究キーワード】
公物 / 森林 / 法学 / 歴史学 / 林学 / 公物法 / 環境法 / 河川 / 海 / 林政 / 林政史 / 自然空間管理 / 知
【研究成果の概要】
2019年度研究遂行の基礎的な作業として,研究代表者,研究分担者ともに,資料の収集と資料の分析を中心に行った。また,それらの成果として,以下の論文の公表と研究会報告を行った。
(1)呉 晨陽,永田 信,古井戸 宏通,柴崎 茂光「農家の主観的認識に基づく森林所有権の構造分析」『林業経済』72(4),2019年7月,pp.1-22,査読あり(2)三浦 大介「小水力発電の法的課題―普通河川管理条例に関する課題を中心に―」,日本エネルギー法研究所,JELI R(140)pp.99-120(3)松本 充郎「持続可能な林業の担い手に関する法学的考察―自伐型林業と森林経営管理法を念頭に」『農業法研究』54,2019年6月,pp.37-50(4)松本 充郎「流域環境法制における現状と課題―気候変動を念頭において」大久 保規子・高村 ゆかり・赤渕 芳宏・久保田 泉編『環境規制の現代的展開―大塚直先生還暦記念論文集』法律文化社,2019年6月,pp.247-260(5)松本 充郎「国内法の観点から―資源管理および生態系保全に焦点をあてて―」児矢野 マリ編『漁業資源管理の法と政策―持続可能な漁業に向けた国際法秩序と日本―』信山社,2019年8月,pp.115-128(6)坂本 達彦「近世中後期における信州高島藩林政の展開」,国史学会(口頭報告),2019年9月21日,國學院大學渋谷キャンパス3号館4階3401教室
【研究代表者】
【研究分担者】 |
坂本 達彦 | 國學院大學栃木短期大学 | その他部局等 | 教授 | (Kakenデータベース) |
古井戸 宏通 | 東京大学 | 大学院農学生命科学研究科(農学部) | 教授 | (Kakenデータベース) |
松本 充郎 | 大阪大学 | 国際公共政策研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【配分額】17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)