近代ドイツと日本の医学交流産科医・女医の誕生・伝染病予防をめぐって
【研究分野】科学社会学・科学技術史
【研究キーワード】
近代医学史 / 女医 / 近代産科医 / 解剖図 / 種痘 / 皮膚病 / シーボルト / フーフェラント / ハンター / エレファントマン(メリック) / オーケン / カールス / 医学標本 / エレファントマン / ゲーテ / 近代皮膚科 / 日独医学交流 / 近代産婦人科 / 高橋瑞子 / 宇良田唯 / 『フランケンシュタイン』 / M.シェリー / ローダー / 医学史 / シーボルト一族 / 高橋瑞(子) / 日独交流
【研究成果の概要】
18・19世紀における日独医学交流、特に相互影響関係や差異を明らかにした。ヴィクトリア女王夫妻を中心とする英独医学関係も参考に、視野の拡大に努めた。初年度は日独シーボルト家の女医の系譜についてまとめ、次年度は「産科医」や「解剖図」をキーワードに、近代英独医学史を扱う選書を刊行した。最終年度は医師兼画家のカールスについて(眞岩)、文学作品における畸形を手掛かりに、見世物から医学標本への変遷(横山)、また結核や梅毒などの伝染病と医学標本(石原)など、個別に成果を公表した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
小川 眞里子 | 三重大学 | 人文学部 | 教授 | (Kakenデータベース) |
横山 千晶 | 慶應義塾大学 | 法学部 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【配分額】4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)