「書き言葉的」と「話し言葉的」という文体差のある語の分析
【研究分野】日本語学
【研究キーワード】
文体 / 書き言葉 / 話し言葉 / 辞書 / 位相 / 文章作成 / 学術的文章 / コーパス
【研究成果の概要】
「書き言葉的」な語で記述すべき学術的文章(レポート,論文等)に「話し言葉的」な語が混じるという問題を解決するために,「書き言葉的」「話し言葉的」といった注釈のある語を作文技術に関する文献等から1,900語抽出した。これらには接続表現・副詞が多く,それに文末表現が続く。そのうち5件以上の異なる文献で言及のあった154語を対象に,学術的文章への使用可否に関して,品詞・意味別,主観的判断による使用の目安別(a:避けるべき,b:避けた方が望ましい,c:使用に注意が必要,d:使用可)に分類した。
【研究代表者】