レジリエンス向上を目的とする地域と連携したキャリア教育プログラムの開発と評価
【研究キーワード】
ライフキャリアレジリエンス / 高校生 / ストーリーテリング / 楽観思考 / 将来展望 / オンラインワークショップ / ライフキャリア / レジリエンス / キャリア教育 / 地域連携 / プロジェクト型学習
【研究成果の概要】
今年度は高校生を対象とするレジリエンス向上を目的としたオンラインワークショップの開発を行った。ワークショップではストーリーテリングを支援原理とし、高校生たちが互いにコメントし合いながら、大学時代や卒業後の自分を思い描いて語りを産出する活動を設計した。また、ストーリーの中に敢えて「思い通りにいかないイベント」を組み込み、自分のストーリーを物語るようにすることで、参加者のキャリアレジリエンスを高め、キャリアには多様な選択肢があり、必ずしも思うようにいかなくてもその結果を良い方向に変えていくことはできるという考えを持ってもらうように工夫した。
ワークショップの効果測定については、中学生を対象とした「キャリアレジリエンス尺度」(坂柳2016)のうち、下位尺度である「楽観志向」と「将来展望」を用い、参加者の事前事後の変化からワークショップの効果を測定する予定である。オンラインワークショップの概要は、2021年9月に実施された日本教育工学会秋季全国大会で一般発表行った。
【研究代表者】