複雑述語の処理メカニズム--理論言語学と言語脳科学の協働による実証的研究
【研究分野】英語学
【研究キーワード】
言語脳科学 / 事象関連電位 / 言語処理 / 形態論 / 統語論 / レキシコン / 語形成 / 演算規則 / 語彙的記憶 / LAN / N400
【研究成果の概要】
本研究では,語レベルの言語処理にかかわる心内・脳内メカニズムを明らかにすることを目的として,事象関連電位(ERP)計測の手法を用いた実験を行った。具体的には,複文の特徴を示す複雑述語(サセ使役)および,動詞の屈折を取り上げ,いずれの場合にも規則による演算処理と,レキシコン内のネットワーク的記憶という,質の異なる処理メカニズムが働いていることを示唆する結果を得た。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
萩原 裕子 | 首都大学東京 | 大学院・人文科学研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
杉岡 洋子 | 慶應義塾大学 | 経済学部 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2012
【配分額】13,130千円 (直接経費: 10,100千円、間接経費: 3,030千円)