シナプス分子のスプライスバリアント特異的な局在を検出するための技術開発
【研究分野】基盤・社会脳科学
【研究キーワード】
ゲノム編集 / 脳分子プロファイリング
【研究成果の概要】
Cbln1は小脳におけるシナプス形成分子であり、他の脳領域ではCbln2および4も重要な働きをしていると考えられているが局在は不明である。Cbln分子はスプライスサイト4を持つNeurexin(NrxSS4)に結合するが、NrxSS4の個々のシナプスでの局在に関しても、特異的な抗体が存在しないため不明であった。本研究では、抗体を作る代わりに、ゲノム編集技術を用いてエピトープタグそのものをノックインすることで、Cbln分子とNrxSS4の局在を解明する事を試みた。その結果Cbln1およびCbln2のノックインマウスは得られたが、NrxSS4では得られなかった。現在免疫組織実験を進行中である。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
柚崎 通介 | 慶應義塾大学 | 医学部 | 教授 | (Kakenデータベース) |
竹尾 ゆかり | 慶應義塾大学 | 医学部 | 特任助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究協力者】 |
林 亜由美 | |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【配分額】3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)