相互模倣によるイノベーションの創出
【研究分野】経営学
【研究キーワード】
模倣 / イノベーション / 組織学習 / 観察学習 / ビジネスモデル / 実践共同体 / 代理学習 / 経験学習 / テキストマイニング / 言及頻度分析 / 模倣的学習 / 技能伝承 / トヨタ生産システム
【研究成果の概要】
日本企業は、創造的模倣が得意だと言われる。日本で発達した学び方が、「まずはやってみる」という実践ベースの模倣に根ざしたものであり、集団で倣い合うという相互に学習する知恵を有しているからだ。このような学び方を活用している最たる団体がNPS研究会である。これはトヨタ生産方式を源流とするモノづくりの思想と技術をさまざまな業種にも広めることによって日本の製造業を支えようとする団体である。その特徴は、(1)競合しない人たちを集める、(2)理念を共有し共通語を用いる、(3)互いに学び合う場作りを行う、(4)実践の場を有し責任を持って遂行できるようにする、という4点である。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【配分額】4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)