震災時における防犯まちづくりに関する研究
【研究分野】都市計画・建築計画
【研究キーワード】
東日本大震災 / 避難所 / 防犯 / プライバシー / 犯罪不安 / 防犯環境設計 / 地震 / 自然災害 / 防災 / 震災 / 仮設住宅 / まちづくり
【研究成果の概要】
自然災害時の避難に際し避難所で安心して過ごせることは重要である。特に犯罪からの安全確保策やプライバシー確保策など具体的な方策が望まれる。2011年に発生した東日本大震災で被害を受けた宮城県の警察本部への聞取り調査を行い、その内容を踏まえて震災時に避難所生活経験者300人に対し避難所生活での安全・安心やプライバシー確保についてのWebアンケート調査を実施した。要望の高い防犯対策は、暗がり対策が多く、次いで女性の着替え・授乳全般の配慮、衝立を立てるなどの世帯毎のプライバシー確保となる。何れの対策も要望に比べ実施率は低く、特に貴重品対策や世帯毎のプライバシー確保は要望に対し20%以下の実施率である。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
樋野 公宏 | 東京大学 | 工学(系)研究科(研究員) | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【配分額】4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)