自らを進化させ未知の計算環境に適応するソフトウェア自動チューニング機構方式の研究
【研究分野】高性能計算
【研究キーワード】
自動チューニング / 高性能計算 / コード変換 / 最適化 / 機械学習 / 動的負荷分散 / プログラミング言語 / 事後機能付加 / 疎行列計算 / 可変性の発見
【研究成果の概要】
自動チューニングは、ソフトウェアにあらかじめ可変性を仕込み、この可変性をソフトウェア自身に調整させて、様々な計算環境で良好な実行性能を目指す。本研究では、既存のプログラムに対して、事後的に可変性と調整機能を組み込むことにより、新しい計算環境や新しい高性能手法が登場しても、それを既存のプログラムに組込み自動チューニングができる仕組みを目指して研究した。
我々はチームメンバーが開発してきた Xevolverというコード変換システムを活用することで、自動チューニングを想定していないプログラムに可変性と自動チューニング機構を組み込む手法を明らかにした。ただし原プログラムの分析の必要性が明らかになった。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
滝沢 寛之 | 東北大学 | サイバーサイエンスセンター | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究連携者】 |
八杉 昌宏 | 九州工業大学 | 大学院情報工学研究院 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究協力者】 |
片桐 孝洋 | 名古屋大学 | 情報基盤センター | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【配分額】3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)