岩波書店における検閲と文学の総合的研究
【研究分野】日本文学
【研究キーワード】
検閲 / 岩波書店 / 文学 / 内務省 / GHQ / 占領期 / 出版 / プランゲ文庫 / 日本近代文学 / GHQ/SCAP / メディア / 近代文学 / 近代 / 日本文学
【研究成果の概要】
本研究は、岩波書店という出版社を視座に据え、1930年代から1950年代にかけてのメディア規制の実態を実証的に解明することを目的とした。そのために、岩波書店の協力を得て同書店の所蔵資料を調査するとともに、国内外の検閲資料調査を並行して実施し、収集資料にもとづく分析を積み重ねていった。その結果、戦時下の言論弾圧事件が生起した経緯の詳細が判明し、さらに、
占領期に再版された図書には、内務省とGHQ/SCAPそれぞれの検閲システムの特質を照射する働きがあることが明らかになった。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
尾崎 名津子 | 弘前大学 | 人文社会科学部 | 講師 | (Kakenデータベース) |
十重田 裕一 | 早稲田大学 | 文学学術院 | 教授 | (Kakenデータベース) |
|
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【配分額】3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)