台湾現代文学におけるセクシュアリティおよび日本表象のポリティクス
【研究分野】各国文学・文学論
【研究キーワード】
台湾 / セクシュアリティ / 日本表象 / 翻訳 / 国際研究者交流 / 文学 / 台湾表象 / 日本文化 / 日台関係 / クイア研究 / 国際情報交換 / セクシャリティ / 国際情報交流 / クイア文学 / 歴史記憶
【研究成果の概要】
台湾現代文学に表現された、セクシュアリティおよび日本表象に着目し、日台関係における文化翻訳や文化の政治性の問題を研究した。具体的には、邱妙津、紀大偉、甘耀明などの小説家および魏徳聖などの映画作家を対象に、日本記憶を再現することで強い台湾意識を表現しようとしていることや、日本文学・映画の題材を使いつつ、それをクイア小説として再現させようとする方策が取られていることなどを明らかにした。
これらの研究の成果は、8回の国際シンポジウム、日本台湾学会分科会企画を含む4回の国内学会での報告、3回の国際ワークショップの主催、専著1冊、翻訳書3冊、論文6本の刊行を通じて、広く社会に公開した。
【研究代表者】