ソーシャルメディア発信情報のバイアス補正法の研究
【研究分野】図書館情報学・人文社会情報学
【研究キーワード】
選択バイアス / 因果効果 / 傾向スコア / マーケティングリサーチ / 統計的因果推論 / ベイズ推定 / 市場調査 / テキストマイニング / 消費者生成メディア / ソーシャルメディア
【研究成果の概要】
本研究では、ソーシャルメディア上における書き込み情報や、blogのトラックバックなどを含めたWeb上のソーシャルネットワーク情報の偏りを補正するための基礎的な方法論を開発し、そのためのデータ収集方法と解析方法を定式化することを目的とする。具体的にはソーシャルメディアの発信者が「本来対象とする母集団」から偏って抽出されている”選択バイアス”が生じているという問題定式化のもとに、統計学や計量経済学で近年解析方法が盛んに研究されている選択バイアスモデリングの考え方を利用した手法の開発を行った。研究成果の一部は統計学のトップジャーナルに掲載された。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【配分額】13,260千円 (直接経費: 10,200千円、間接経費: 3,060千円)