全体論的アプローチに基づく図書館利用者像と利用要因の基礎的研究
【研究分野】図書館情報学・人文社会情報学
【研究キーワード】
公共図書館 / 大学図書館 / 図書館利用者 / 読書 / 蔵書 / 図書館利用 / 面接調査 / ウェブ調査 / オープンデータ
【研究成果の概要】
図書館の利用や読書に関する議論は,実態を把握することなくされてきた。この研究の目的は,図書館利用や読書を広い視野から定量的に知ることである。SSJDA(Social Science Japan Data Archive)の二次分析に基づくと月1回以上の公共図書館利用者は13.6%だった。大学図書館では,二つの大学図書館の入館帯出の記録分析では学生が利用の中心であり,帯出の9割は専門書だった。また,オンライン調査では読書習慣のある日本人は,4割だった。最近読んだ本の6割は小説である。公共図書館の利用は約15%の住民に支えられている。読書冊数は減少しており日本では読書は娯楽とみなされつつある。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
三根 慎二 | 三重大学 | 人文学部 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【配分額】4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)