空間共有通信を軸とした3次元光線情報処理技術の体系化
【研究分野】知覚情報処理・知能ロボティクス
【研究キーワード】
画像・音声・文章等認識 / バーチャルリアリティ / コンテンツ・アーカイブ / 情報通信工学 / ディスプレイ / 画像,音声,文章等認識 / デイスプレイ
【研究成果の概要】
映像だけでない空間そのものを共有するような通信システムの実現を目指し,3次元映像の撮影・処理・伝送・提示に関する技術を包括的に議論した.このために,空間を満たす光線を単位とした方式を検討し,コンピュータビジョンと信号処理という異なる学問体系を橋渡しする理論体系の構築に取り組んだ.また,情報のサンプリングの観点から,特殊な光学系による効率的な撮像方式について検討した.さらに,多数のカメラ映像の伝送には,従来のサーバ・クライアント方式では限界があると判断し,新たな圧縮・伝送方式を提案した.最後に,空間共有通信のためのプロトタイプシステムを実装し,その有効性を確認した.
【研究代表者】
【研究分担者】 |
苗村 健 | 東京大学 | 大学院・情報理工学系研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
相澤 清晴 | 東京大学 | 大学院・情報理工学系研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【配分額】15,080千円 (直接経費: 11,600千円、間接経費: 3,480千円)