自動収集した大量のシラバス情報を用いたカリキュラムの定量的分析とその応用
【研究分野】学習支援システム
【研究キーワード】
シラバス / ウェブクローラ / 機械学習 / カリキュラム / 計算機科学 / クローリング / ウェブクローリング / クローラ
【研究成果の概要】
本研究は、カリキュラムの特徴や傾向を、主観的要素を排した形で把握することを目標とする。まずシラバスの提供形態を次の3つに分類した: シラバス情報を記載したウェブページへのリンク集となる Link Type、複数のシラバス情報がまとまった Whole Type、そしてシラバスを集約して提供する Database Type である。その上で、各タイプに応じた判定モデルによるツール、Google Search API 経由で求めたシラバスに強く関わるページから、それにリンクされたページを取得するクローラ、判定ツールの分析結果などを保持するデータベースで構成されるシラバス収集支援システムを開発した。
【研究の社会的意義】
高等教育機関のカリキュラムを客観的な基準で分析するためには、その内容を端的に表すシラバスを大量に集めて分析することが望ましい。しかし、その分析のためには多大な労力を要する。本研究では、シラバスの提供形態の分類と、それに合わせたシラバスの判定から得られた知見に基づく、シラバス収集支援システムを開発したことで、今後大量のシラバスを効率的に集める一助となる。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
松田 源立 | 成蹊大学 | 理工学部 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
山口 和紀 | 東京大学 | 大学院総合文化研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【配分額】10,270千円 (直接経費: 7,900千円、間接経費: 2,370千円)