看護・介護サービスの質を高める音声つぶやきによる気づきプラットフォームの研究
【研究分野】ウェブ情報学・サービス情報学
【研究キーワード】
音声つぶやきシステム / 情報スーパバイザ制御 / 気づき組織学習 / 気づき体系化 / 気づき誘発 / 気づきプラットフォーム / 人間センサー / 行動マイニング / 音声つぶやき / 気づき / 行動分析 / 組織学習 / ナレッジマネジメント / 介護 / 農業 / 警備 / サービス科学 / 情報システム / 医療・福祉 / アウエアネス / 学習型気づき誘発 / 気づきマイキング / 患者状態適応型パスシステム / サービス / スマートセンサ情報システム / 情報工学 / 看護学 / 情報スーパーバイザ制御
【研究成果の概要】
音声つぶやきによる気づきプラットフォームの要素技術である(1)気づき体系化(介護プロセスモデルの構築),(2)気づきマイニング(行動パターン解析手法と行動制御手法の確立),(3)学習型気づき誘発(気づきの誘発のメカニズムの検討),(4)気づき組織学習(組織の気づき力を高める学習モデルの提案),の開発を行い,その成果を国内外の会議・雑誌で発表するとともに,各要素技術を統合した(5)気づき支援システム(手法・ツール)の開発を行い,気づきプラットフォームとして汎化し,ハウス農業,イベント警備,船舶機器保守などの様々な状況適応・行動型サービス分野の気づき支援に応用し,試行評価を行い,有効性を確認した.
【研究の社会的意義】
サービススタッフの良い「気づき」は,サービスの質と効率の向上に本質的に重要である.また,近年,音声認識の能力が格段に向上し,様々な実業務に適用可能になってきたが,それを「気づき」の視点で,サービス業務に生かすための科学・工学的研究は不十分であった.本研究で実施した音声つぶやきによる気づきプラットフォームの研究は,看護・介護・保守・警備・農業などの様々な状況適応・行動型サービスに適用できる要素技術(モデルや分析技術)の検討を先行して行った点で学術的意義がある.また,気づきプラットフォームとして汎化し,ハウス農業やイベント警備などの複数の現場で試行評価し,有効性を確認した社会的意義は大きい.
【研究代表者】