「美しさ」の価値表象の発現に関与する報酬系メカニズムの機能的役割
【研究分野】認知科学
【研究キーワード】
神経美学 / 脳認知科学 / 美 / 眼窩前頭皮質 / fMRI / 潜在的評定 / デコーディング / 感性認知 / 美的評価 / 選好判断 / 潜在評価
【研究成果の概要】
本研究は,機能的磁気共鳴画像(fMRI)を用いて,「美しさ」の価値表象の発現に関与する脳の働きについて,特に眼窩前頭皮質や側座核といった報酬系メカニズムとの関わりで検討した。絵画画像や顔画像,商品画像などの様々な視覚刺激をMRI内にいる実験参加者に提示し,それらに対する美しさの度合いの評定や,対提示される2つの画像のうちどちらがより美しいかを問う判断をしている時の脳の活動から,報酬系メカニズムの部位の詳細と判断や反応との対応関係を明らかにすることができた。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【配分額】4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)