実在・仮想データを用いた議論の論理に基づく紛争分析支援
【研究分野】紛争研究
【研究キーワード】
議論 / 推論 / 機械学習 / ベイズ / 生成モデル / 計算論的議論 / ベイズ推論 / 逆問題 / 非単調論理 / 知能情報学 / 論理 / 紛争研究 / 受理可能性学習 / 教師あり学習 / 紛争解決 / 議論可視化
【研究成果の概要】
本研究計画において合計10本の査読付き国際論文を発表した.主要な国際研究機関によれば研究代表者が筆頭責任著者を務めるそのうちの2本の論文(IJCAI 2017, KR 2018)は推論研究の最難関の国際会議である.また別の2本の論文(Argument & Computation 2015, JLC 2017)は研究代表者の研究領域の主要な論文誌である.さらに,本研究を進めるうちに新たな本質的な課題およびそれへの解法が明らかになり2018年に別の科学研究費を獲得するに至った.
【研究の社会的意義】
議論は紛争に対する合理的,社会的かつ平和的な解決手段である.一方,今日行われている議論の多くはそれがどのようなデータに裏付けられるのか,反例となるデータは存在するのかなどデータを用いて議論を適切に評価したり構築したりすることが容易ではない.この問題に対処するために,本研究課題ではウェブに存在する非構造化データから議論の構造を推定するための一般的な方法論を研究した.
【研究代表者】