「現在・過去・未来」を感じる計算システム
【研究分野】感性情報学・ソフトコンピューティング
【研究キーワード】
主観的時間 / 意識 / デジャブ / 現在 / 因果集合 / A系列・B系列 / 因果関係 / アメーバモデル / 階層構造 / アメーバ / 自己言及 / フレーム問題
【研究成果の概要】
主観的時間を理解しようとするとき、客観的出来事の系列と、これに対する解釈という二つの階層が要請される。本研究は、二つの階層が独立に維持されながら、混同され、交代さえ起こりえるという理論を提案し、それによってデジャブや因果関係逆転知覚等、主観的時間を特徴付ける現象が説明できることを示した。さらに認知実験によって、主観的時間の伸縮を或る程度制御可能であることを示し、細胞レベルでその意味をモデル化した。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【配分額】4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)