インフラ点検のための熟練診断技能の抽出によるマルチモーダル自動診断システムの構築
【研究分野】知覚情報処理
【研究キーワード】
インフラ点検 / 自動診断 / センサ情報処理 / 打音検査 / 機械学習 / 構造物診断 / 知能機械
【研究成果の概要】
社会インフラの老朽化は深刻な課題であり,従来の点検現場では,主に熟練検査員による打音検査が行われてきた.現在,熟練点検員による打音検査を代替する信頼性の高い自動診断技術が緊急に求められている.
本研究では,高い効率性と診断の精度,および検査対象や環境の違いに対する頑健性を実現するために,マルチモーダル信号を用いた自動診断システムの構築を目的とする.以下の2つのアプローチで取り組み,それぞれシステム構築および実験による検証を行った.①熟練点検員の点検・診断技能を用いた検査対象や環境の違いに対する頑健性の向上.②視覚センサと聴覚センサのマルチモーダル情報を用いたコンクリートひび割れ侵入方向の検出.
【研究代表者】
【研究協力者】 |
淺間 一 | 東京大学 | 大学院工学系研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
山下 淳 | 東京大学 | 大学院工学系研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
林 鍾勳 | 東京大学 | 大学院工学系研究科 |
Kasahara Jun Younes Louhi | 東京大学 | 大学院工学系研究科 |
柳原 好孝 | 東急建設株式会社 |
中村 聡 | 東急建設株式会社 |
高橋 悠輔 | 東急建設株式会社 |
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【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2016-08-26 - 2018-03-31
【配分額】2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)