気管挿管における技能教育のための触力覚提示装置の開発
【研究分野】メディア情報学・データベース
【研究キーワード】
触力覚提示装置 / 技能教育 / 気管挿管 / 喉頭鏡 / 触力覚ディスプレイ / バーチャルリアリティ / 手技教育 / 医療教育 / 喉頭展開
【研究成果の概要】
本研究では、技能教育における喉頭展開の仕方を学習者に指導するための、外装型触力覚提示装置(Outer-Covering Haptic Display, OCHD)と、それを用いた誘導手法の研究をおこなった。本研究によって開発したOCHDは、喉頭鏡を握る手の甲に触力覚を与え、学習者にその動かし方を誘導する装置である。これにより,学習者は喉頭鏡に力を加えて動かすことで,掌に喉頭鏡の正しい動作力を知覚することができる.従来のように,アクチュエータによって道具を直接駆動し,学習者の掌に動作フィーバックを知覚させる場合と比較して、OCHDを用いた誘導手法によってより高い学習効果がえられることが示された。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
山下 淳 | 筑波大学 | システム情報系 | 講師 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【配分額】3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)