超音波を用いた通信に関する多角的な研究
【研究分野】通信・ネットワーク工学
【研究キーワード】
超音波通信 / 無線LAN / 無線通信 / 超音波 / 人体通信 / 伝搬 / アクセス方式 / 空間伝搬 / FDTD / ASK / PSK
【研究成果の概要】
WHOより電磁波の人体への影響が発がんの観点で3bという十分に関連性があるものとの評価が2011年に正式に出された。 研究では超音波を用いた安全な無線通信方式を確立し、無線LAN等の身近な通信に用いるための研究を行った。低速度のものは存在するが空間伝送において高速なものは殆ど存在しない。研究では特に空間伝送に着目し高速な通信を行う手法の確立や、空間に超音波伝送する際の伝送可能速度の指標を実験式の観点で構築した。30cm,60cm,120cm,240cmの距離に於いて200k-1000kspsの伝送実験を行い、実用的には60cmでは1000kspが可能であることなどを明らかにした。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【配分額】5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)