心筋細胞実形状を用いた統合解析による微細構造や機能分子が収縮に与える影響の解明
【研究分野】生体医工学・生体材料学
【研究キーワード】
心筋細胞 / 収縮 / マルチフィジックスシミュレーション / 三相理論 / ミトコンドリア / マルチフィジックス解析 / 有限要素法 / マルチフィジックス / 国際情報交換 / アメリカ
【研究成果の概要】
共同研究先の協力により得られた細胞の詳細な形状データを基に,心筋細胞より半筋節長・1/4断面のモデルを作成し,生化学現象・電気現象・力学現象を統合したマルチフィジックス解析を実現した.形状には横行小管の形状のばらつき,ミトコンドリアの配置のばらつきを考慮し,その位置が筋収縮へ与える影響について考察を行った.また,三相理論による電位分布や流体現象の解析により,横行小管内の脱分極時の電位分布や収縮に伴う横行小管内の流体運動について検討した.
【研究代表者】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2013-08-30 - 2015-03-31
【配分額】2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)