ネットワークシステムのリソース制約を考慮した情報源/通信路符号化方式に関する研究
【研究分野】計算機システム・ネットワーク
【研究キーワード】
誤り制御符号 / データ圧縮 / 動画像符号化 / フラッシュメモリ / Distributed video coding / レート推定 / 多元LDPC符号 / 分散ストレージシステム / MTTDL / 動き予測 / 補償 / 遺伝的アルゴリズム / ソリッドステートドライブ / 非対称誤り制御符号 / 階層化誤り制御符号 / 統合符号化 / 公開鍵暗号 / 低密度パリティ検査符号 / 低消費電力化 / 消失訂正符号
【研究成果の概要】
本研究では,小型携帯端末等のリソース制約が厳しい機器に適した動画像圧縮方式として,多元LDPC符号を用いたDistributed Video Codingを提案した.エッジ情報を用いて補助情報の精度を向上することにより,従来よりも数dB高いPSNRが得られた.データ圧縮,暗号化及び誤り訂正符号化機能を有する統合符号化に関して,圧縮率を数%向上するとともに,誤り率を1/2程度とする手法を提案した.また,ストレージ用誤り制御符号としてフラッシュメモリ用の多レベル誤り制御符号化を提案した.
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【配分額】3,810千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 810千円)