機械学習による集積回路設計データ中のハードウェアトロイ検知
【研究キーワード】
ハードウェアトロイ / 機械学習 / レジスタトランスファレベル / ゲートレベル / 設計データ / ネットリスト / 識別器最適化
【研究成果の概要】
現在,集積回路設計・製造は低コスト化のため積極的に外注が利用され,外部の悪意ある設計・製造者により悪意ある回路を故意に侵入する「ハードウェアトロイ」が現実的な脅威として指摘されている.特に集積回路設計データに挿入されたハードウェアトロイは,軽微な設計データ改変で重大な事象を引き起こす可能性がある.ハードウェアトロイはその対策技術が開発されると,それを回避するハードウェアトロイが開発される「いたちごっこ」が続いているのが現状である.本研究では,集積回路設計データ中のハードウェアトロイの各種特徴量を積極的に学習することにより,既知・未知のハードウェアトロイを検知する技術を確立した.
【研究代表者】
【研究分担者】 |
木村 晋二 | 早稲田大学 | 理工学術院(情報生産システム研究科・センター) | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【配分額】17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)