メトリック・エントロピー法の統計的応用
【研究分野】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究キーワード】
マルチンゲール / メトリック・エントロピー / 弱収束 / 適合度検定 / 推定 / 漸近有効性 / 変化点問題 / 確率過程 / 漸近理論 / 検定 / 不変原理
【研究成果の概要】
時間の経過にしたがって変化するデータを記述する数学的モデルにおいて,データのモデルへのあてはまりの度合いを検証する問題を「適合度検定」という.それをおこなうための統計量の分布は,一般には陽に求めることはできないが,観測期間が長いときには,標準ブラウン運動の汎関数で近似することができる.このような状況を「漸近的分布不変」という.本研究の主たる成果のひとつは,さまざまな統計モデルにおいて,そのような統計量の構成に成功したことである.
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【配分額】2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)