超解像を用いた革新的ガンマ線イメージング技術の創成
【研究キーワード】
X線ガンマ線イメージング / 機械学習 / スパースコーディング / 超解像
【研究成果の概要】
本研究では10 keVから10 GeV のX線・ガンマ線画像で広く適用可能なスパースコーディング技術を新たに開発し、その性能を定量的に評価した。宇宙分野においては、フェルミガンマ線天文衛星が取得した全天マップの鮮鋭化と未来予測に成功し、活動銀河核フレアなど突発天体を自動抽出する新たな手法を確立した。医療分野では、フォトンカウンティングCT画像の鮮鋭化による画質の向上を実現した。さらに、X線ガンマ線を同時に撮影可能な新しい可視化システムを開発し、得られた画像に4種類の機械学習を適用することで、短時間の測定における画像鮮鋭化にも成功した。
【研究代表者】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2020-07-30 - 2022-03-31
【配分額】6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)