電子社会における統計手法のニーズの把握と大学における統計教育の効果的展開
【研究分野】統計科学
【研究キーワード】
大学における統計教育 / 統計の需要 / データ分析 / 統計の教科書 / 統計教育 / 統計手法のニーズ / シラバス / 統計のニーズ / 実態調査 / インターネット
【研究成果の概要】
本研究の目的は、企業、研究機関、自治体等における統計のニーズを的確に把握し、大学における統計教育の効果的な展開を図ることであり、この目的を達成するため以下の研究を行った。
1 統計需要度調査および調査結果の分析
社会における統計のニーズを把握するため、企業・研究機関・官庁・自治体を対象に「データ分析と統計知識の重要度調査」を2005年3月に実施し、その分析をおこなった。
2 大学での統計教育の実態と用いられている教科書、参考書の調査
大学での統計教育の効果的展開を図るためには、教科書の整備が喫緊の課題であるとの認識のもとに、全国の大学のホームページから2005年度の講義要綱を収集し使用されている教科書、参考書ついて調査した。
3 統計教育に関する研究集会の開催
統計教育に関する情報収集および研究のため、以下の研究集会を開催した。
(1)「第1回統計教育に関するシンポジウム-統計教育のあり方を探る-」(2004年3月)
(2)「第2回統計教育に関するシンポジウム-社会における統計活用の実際と大学での統計教育との接点、その意義と役割-」(2005年1月)
(3)「第3回統計教育に関するシンポジウム-プロフェッショナル育成のための統計教育に関するシンポジウム-専門職大学院における統計教育と関連資格-」(2005年11月)
(4)「第4回統計教育に関するシンポジウム-電子社会における統計手法のニーズの把握と大学における統計教育の効果的展開-」(2006年3月)
(5)「第1回統計教育の方法論ワークショップ」(2005年3月)
(6)「第2回統計教育の方法論ワークショップ」(2006年3月)
【研究代表者】