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研究キーワード:京都大学における「統合システム」 に関係する研究一覧:17件
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発表日:2026年9月15日
1
見た目はそっくりでも細胞への侵入経路は違う
―人工ナノ粒子と、細胞が自然に放出する小胞の違いをタンパク質から読み解く―
私たちの体内では、エクソソームをはじめとする細胞外小胞が、産生した細胞のタンパク質や核酸などを運ぶことで、受容した細胞に情報を届けていることが知られています。細胞外小胞は細胞由来の膜に包まれているため、生体になじみやすく、薬や機能性分子を目的の細胞へ届けるナノキャリアとして注目されています。一方、細胞が自然に分泌する細胞外小胞は大量に集めにくいため、細胞を機械的に加工して作る細胞由来ナノベシクル(CDN)が代替候補として開発されています。しかし、CDNが自然に分泌される細胞外小胞と同じ仕組みで細胞に取り込まれるかは、十分に分かっていませんでした。 京都大学大学院薬学研究科の金尾英佑助教...
キーワード:機能性分子/ベシクル/キャリア/計測技術/ナノ粒子/統合システム/機能性/水田/細胞外小胞/エクソソーム
他の関係分野:化学工学農学
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発表日:2026年9月11日
2
ナノ粒子が分解・溶解する過程を蛍光色の変化で可視化
―東北大発「キャリアフリーナノ医薬品」の 実用化に向けた新たな解析技術―
本研究は、2026年9月6日付で、国際学術誌「Advanced Science」に掲載されました。 ナノ医薬品の設計・開発では、投与した薬物が細胞内へ取り込まれ、いつ、どのように分解・溶解して作用するのかを正確に把握することが重要です。しかし、細胞内に取り込まれたナノ粒子が分解・溶解する過程をリアルタイムかつ定量的に追跡することはこれまで困難でした。 京都大学化学研...
キーワード:物質科学/放射光/キャリア/ナノメートル/ナノ粒子/統合システム/FRET/分子集合/抗がん剤
他の関係分野:数物系科学工学
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発表日:2026年9月11日
この記事は2026年9月25日号以降に掲載されます。
3
色ではなく、構造で白くする 自然に学んだ、白さと撥水性を生み出す新しい材料技術
この記事は2026年9月25日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年9月10日
この記事は2026年9月24日号以降に掲載されます。
4
粘度が1億倍以上変わる多孔性液体の開発
~液体の流れやすさで二酸化炭素吸着機能を制御~
この記事は2026年9月24日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年7月31日
5
室温・光駆動で生み出したスピンの偏りを がん代謝MRI 診断薬分子「ピルビン酸」へリレーすることに成功
~分子が数秒で組み上がる現象を利用し、 次世代高感度MRI の実現へ前進~
NMR(核磁気共鳴)やMRI(磁気共鳴イメージング)の感度は、核スピンの向きの揃い具合、すなわち偏極率に大きく依存します。この偏極率を高める技術として動的核偏極(DNP)が注目されていますが、従来法では極低温環境や高価な装置が必要となる場合が多く、広く利用する上で課題がありました。 徳島大学大学院社会産業理工学研究部理工学域自然科学系物理科学分野の犬飼宗弘准教授、中村浩一教授、同大学大学院創成科学研究科博士後期課程3 年の佐藤晴紀大学院生(研究当時)、大阪大学量子情報・量子生命研究センター(QIQB)の根来誠教授、同大学ヒューマン・メタバース疾患研究拠点(PRIMe...
キーワード:磁気共鳴/量子情報/アミド/核スピン/共結晶/診断薬/スピン/極低温/結晶化/統合システム/がん代謝/MRI/核磁気共鳴
他の関係分野:数物系科学化学総合理工工学
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発表日:2026年7月31日
6
ナノ細孔の「揺らぎ」がわずかに質量の違う分⼦を分ける
‒動的ナノ細孔における質量選択輸送の新しい原理を解明‒
⾃然科学研究機構 分⼦科学研究所・総合研究⼤学院⼤学の⻫藤真司教授らと京都⼤学アイセムス(⾼等研究院 物質−細胞統合システム拠点:WPI-iCeMS)の北川進特別教授らの研究グループは、柔軟に揺らぐナノ細孔をもつSoft Porous Crystal(SPC)において、分⼦のわずかな質量の違いを、⼤きな輸送速度の違いへと変換する物理原理を理論的に解明しました。 SPCでは、細孔の構造が時間的に揺らぐため、従来の静的な細孔材料とは異なる輸送特性が⽣じる可能性があります。実際に2022年、北川教授らは、SPCを⽤いることで⽔同位体分⼦の⾼度な分離が可能であることを実験的...
キーワード:揺らぎ/同位体/輸送特性/選択性/理論解析/反応速度/拡散係数/統合システム
他の関係分野:数物系科学工学
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発表日:2026年7月9日
7
1細胞の全タンパク質発現パターンを 分子感度で解析することに成功
〜従来法のわずか数十分の一の細胞数で、分化過程の全体像が明らかに〜
東京大学大学院薬学系研究科のラティファ ビンティ カマルザマン 特任研究員(研究当時、大阪大学大学院生命機能研究科 大学院生)、金水縁 助教、谷口雄一 教授、京都大学アイセムス(高等研究院物質―細胞統合システム拠点(WPI-iCeMS))の日髙拓也 客員研究員(研究当時)、京都大学農学部の土田美咲 学部生(研究当時)らの研究グループは、伝統的なタンパク質分析法であるゲル電気泳動法に先端顕微鏡技術である光シート顕微鏡を導入することで、細胞内に存在するタンパク質全体(プロテオーム)を、細胞ごとに、分子量別の発現プロファイルとして1分子感度で計測できる Single-cell PAGE-PISA 法...
キーワード:プロファイル/電気泳動/統合システム/一細胞/プロファイリング/タンパク質発現
他の関係分野:情報学工学総合生物
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発表日:2026年6月19日
8
脳は“傷つきながら”作られる
ニューロン移動中に DNA 損傷が発⽣するしくみを発⾒
京都大学アイセムス(高等研究院 物質―細胞統合システム拠点:WPI-iCeMS)の見學美根子教授、張喆菁研究員(当時:生命科学研究科大学院生)、高等研究院 ヒト生物学高等研究拠点:WPI-ASHBiのAndres Canela特定研究員(当時:放射線生物研究センター特任准教授)らの研究グループは、東京都医学総合研究所の笹沼博之プロジェクトリーダー、東京大学の岸雄介准教授、大阪大学の古田貴寛教授、シンガポール国立大学のGianluca Grenci博士らと共同で、正常な脳発生過程で、ニューロン遊走に伴う力学的ストレスによりDNA損傷が多発することを発見しました。この成果は6月17日(英国時間)に...
キーワード:ニューロン移動/変異マウス/統合システム/小脳/脳発生/哺乳類/ゲノム安定性/ゲノム不安定性/ニューロン/染色体/DNA損傷/マウス/ライブイメージング/幹細胞/細胞移動/細胞死/神経回路/脳機能/ゲノム/ストレス/遺伝子/遺伝子発現/加齢/神経疾患/放射線
他の関係分野:生物学工学総合生物農学
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発表日:2026年5月25日
9
分⼦を識別し、⾊・⼤きさ・硬さが変わる多孔性ゲル
京都⼤学アイセムス(⾼等研究院 物質ー細胞統合システム拠点:WPI-iCeMS)の⽴⽯友紀 ⽇本学術振興会特別研究員 PD(当時、現・東北⼤学学際科学フロンティア研究所助教)と古川修平 教授らの研究グループは、特定の分⼦を⾒分け、「どの分⼦を取り込んだか」という分⼦レベルの識別情報を、「⾊」、「⼤きさ」、「硬さ」の変化として出⼒する多孔性ゲル「MOPEG ゲル」の開発に成功しました。 分⼦を識別する仕組みはガスの分離から⽔質管理、薬剤分⼦の輸送など、私たちの⽣活・社会に密接に関連しており、これまでにもさまざまな分⼦認識材料の開発が進められてきました。似通った構造の分...
キーワード:化学物質/弾性率/配位結合/ポリエチレン/材料設計/センサー/ナノサイズ/ナノメートル/ポリマー/統合システム/ポリエチレングリコール(PEG)/エチレン/機能性/分子標的
他の関係分野:環境学化学総合理工工学総合生物農学
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発表日:2026年4月1日
10
ナノ空間分⼦を紡いでつくる、多孔性ナノ⽷の開発
〜多孔性と柔軟性をあわせ持つ新材料〜
京都大学アイセムス(高等研究院 物質ー細胞統合システム拠点:WPI-iCeMS)の宮田彩名 工学研究科博士後期課程学生と古川修平 教授らの研究グループは、ファンデルワールス力という弱い力を利用して分子を一次元的につなぎ合わせることで、新しい多孔性材料の開発に成功しました。この技術を用いることにより、従来は脆く応用範囲が限られていた多孔性材料において、合成過程の加工性が向上し、柔軟な多孔性材料の設計が可能となりました。 2025年のノーベル賞の対象となった多孔性配位高分子(MOF)と呼ばれる多孔性材料は、精密に設計された細孔を有し、ガス貯蔵や分離材料としての応用が期待...
キーワード:多面体/弱い相互作用/金属錯体/高分子/自己集合/多孔性配位高分子/配位高分子/ファンデルワールス力/材料設計/ガス分離/ナノメートル/ナノ空間/統合システム/エアロゲル/結晶性
他の関係分野:数物系科学化学総合理工工学農学
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発表日:2025年9月29日
11
善玉コレステロール(HDL)が産生される過程を 可視化することに世界で初めて成功
世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)の2拠点、①京都大学アイセムス(高等研究院 物質―細胞統合システム拠点)の植田和光特定拠点教授、小段篤史特定准教授らの研究グループと、②金沢大学ナノ生命科学研究所の古寺哲幸教授のグループは、高速原子間力顕微鏡(高速AFM)を用いて、ABCA1が新生HDLを形成する過程を可視化することに世界で初めて成功しました。 新生HDLは、数百分子のコレステロールとリン脂質の周りに2~4分子のアポリポタンパク質A-I(アポA-I)が巻き付いた構造をした円盤状粒子で、細胞膜上のタンパク質ABCA1の働きによって形成されます。次に新生HDL...
キーワード:高速AFM/AFM/原子間力顕微鏡/統合システム/高速原子間力顕微鏡/細胞膜/新規治療法/ATP/リポタンパク質/リン脂質/コレステロール/脂質/脂質異常症
他の関係分野:化学工学
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発表日:2025年9月11日
12
原子十数個というミクロスケールでの原子拡散を実証
東京科学大学(Science Tokyo)物質理工学院 応用化学系の村橋哲郎教授、重田翼助教、京都大学 アイセムス(高等研究院 物質-細胞統合システム拠点)の榊茂好特定教授、防衛大学校 山本浩二講師、理化学研究所 橋爪大輔チームリーダーらの共同研究グループは、最密充填型の金属ナノクラスター骨格を持つ有機金属錯体において、単一の原子空孔を導入することに成功するとともに、その空孔が分子中で素早く移動して金属原子が拡散することを実証しました。本成果は、分子レベルで原子空孔を精密に導入し、そのダイナミクスを観測・解析可能とする初めての化学的手法を提供するものであり、分子レベルでの原子欠陥の理解と制御に...
キーワード:ナノクラスター/金属錯体/有機金属錯体/有機金属/ダイナミクス/統合システム
他の関係分野:化学総合理工工学
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発表日:2025年9月4日
13
不要な細胞を“食べさせる”タンパク質を開発 がんや自己免疫疾患モデルで効果
京都大学アイセムス(高等研究院 物質―細胞統合システム拠点:WPI-iCeMS)の鈴木淳教授、大和勇輝元研究員らの研究グループは、がんや自己免疫疾患を起こす細胞など、体内における不要細胞を標的として貪食により除去する新しいタンパク質「クランチ」(Crunch, Connector for Removal of Unwanted Cell Habitat)を開発しました。この成果は、2025年9月3日午後6時(日本時間)にNature Biomedical Engineering誌に発表されました。 体内では毎日100億個をこえる不要細胞が細胞死を起こし、その過程で”...
キーワード:化学物質/統合システム/がん細胞/マウス/ラット/細胞死/自己免疫/自己免疫疾患/免疫細胞/臨床試験/加齢/抗体/疾患モデル
他の関係分野:環境学工学
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発表日:2025年7月27日
14
自然界の構造体はどこまで再設計できるか?
―人工タンパク質設計で細胞骨格様構造を創出―
細胞の形や動きは、アクチンやチューブリンなどのタンパク質が織りなす繊維状の「細胞骨格」によって支えられています。細胞骨格は、細胞内外の環境に応じて集合や分解を繰り返す柔軟な構造体であり、その動的な性質は生命現象の根幹をなしています。こうした複雑で変化に富んだタンパク質集合体のしくみを理解するために、タンパク質を自在に設計し、動的な構造を人工的に再現するという新たなアプローチが注目されています。 京都大学アイセムス(高等研究院 物質ー細胞統合システム拠点:WPI-iCeMS)野地真広特定研究員と鈴木雄太特定助教(JSTさきがけ研究者)を中心とする研究グループは、異なる...
キーワード:環境変化/らせん構造/電子顕微鏡/統合システム/アクチン繊維/人工タンパク質/バイオマテリアル/アミノ酸配列/アクチン/アミノ酸/チューブリン/細胞骨格
他の関係分野:複合領域化学工学総合生物
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発表日:2025年3月21日
15
ファンデルワールス力を用いた新しい多孔性材料
京都大学アイセムス(高等研究院 物質ー細胞統合システム拠点:WPI-iCeMS)の徳田駿 修士課程学生(当時・工学研究科合成・生物化学専攻、現・マックスプランク固体研究所博士課程学生)と古川修平 教授の研究グループは、「多孔性ファンデルワールスフレームワーク(van der Waals open framework: WaaF)」という新しい多孔性材料を開発しました。この技術を用いることにより、従来では困難であった繰り返しリサイクルできる安定な多孔性材料の設計が可能となりました。 気体分離・貯蔵技術はエネルギー効率向上と安全性の観点から重要であり、これまで様々な多孔...
キーワード:フレームワーク/情報学/産学連携/多面体/金属錯体/ファンデルワールス力/エネルギー効率/リサイクル/化学工学/環境負荷/統合システム
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学化学工学
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発表日:2025年3月12日
16
神経細胞が脳組織内の環境に応じて移動方法を使い分けることを発見
近畿大学理工学部(大阪府東大阪市)エネルギー物質学科講師 中澤直高、京都大学アイセムス(高等研究院 物質-細胞統合システム拠点)(京都府京都市)教授 見学美根子、同所属研究員 栗栖純子、京都大学医生物学研究所(京都府京都市)教授 野々村恵子、同所属教授 安達泰治らの研究グループは、シンガポール国立大学、芝浦工業大学と共同で、脳発生期に脳組織内を移動する神経細胞が、経路の大きさに応じて駆動力を変え、複数の方法によって移動することを発見しました。 本研究成果により、脳構造が形成される仕組みの理解が深まり、今後、神経細胞の移動促進による疾患の治療や、神経活動を助ける技術等の確立が期待さ...
キーワード:産学連携/統合システム/神経活動/脳発生/ニューロン/神経細胞
他の関係分野:複合領域工学総合生物
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発表日:2025年3月11日
17
エボラウイルス粒子の「中核」構造を解明
―VP24タンパク質の異なる結合様式がウイルス増殖制御のカギに―
野田岳志 医生物学研究所教授(兼:生命科学研究科教授、物質―細胞統合システム拠点連携教授)、藤春(藤田)陽子 同日本学術振興会特別研究員(現:ドイツ・マックスプランク生化学研究所(Max Planck Institute of Biochemistry)博士研究員)、胡上帆 同博士課程学生(現:長崎大学助教)、杉田征彦 白眉センター/医生物学研究所准教授らの研究グループは、髙松由基 長崎大学准教授らと共同で、ウイルスの内部構造を高精度で観察できる最新の電子顕微鏡技術を使用して、エボラウイルスの「中核」をなす生体分子複合体 ヌクレオカプシドの構造を明らかにしました。さらに、ヌクレオカプシド構成タ...
キーワード:産学連携/陽子/内部構造/タンパク質複合体/電子顕微鏡/電子顕微鏡法/統合システム/クライオ電子顕微鏡/機能解析/細胞内輸送/生体分子/ウイルス/ゲノム
他の関係分野:複合領域数物系科学生物学工学
京都大学 研究シーズ