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東北大学 研究シーズDiscovery Saga
研究キーワード:東北大学における「難病」 に関係する研究一覧:8
2次検索
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発表日:2026年8月18日
1
炎症のスイッチを入れる新たな仕組みを発見
―パイリンが関与する過剰な炎症とヒト疾患の背景を明らかに―
炎症は、細菌やウイルスなどの外敵から体を守るために働く重要な防御反応です。しかし、この仕組みの制御機構に生まれつきの異常があると、わずかな刺激でも炎症が過剰に起こってしまう遺伝性自己炎症性疾患が引き起こされます。その代表的な病気に、高熱や激しい腹痛を繰り返す家族性地中海熱(FMF)<1>があります。京都大学高等研究院ヒト生物学高等研究拠点(WPI-ASHBi)の本田吉孝 特定助教、同大学院医学研究科 発達小児科学の岩田直也・青木茉莉子 大学院生、同大学院医学研究科エコチル調査(JECS)京都ユニットセンターの八角高裕 特定教授、東北大学大学院生命科...
キーワード:タンパク質複合体/持続可能/持続可能な開発/センサー/変異体/病原体/ゲノム情報/遺伝子解析/炎症性疾患/炎症反応/インフラマソーム/自然免疫/ウイルス/ゲノム/遺伝学/遺伝子/遺伝子変異/細菌/小児/難病/発達障害/網羅的解析
他の関係分野:生物学工学農学
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発表日:2026年8月18日
2
従来の臨床統計より高い「約1万4千人に1人」女性の遅発型ファブリー病が見逃されている可能性
―日本人約6万9千人のゲノム解析から、ファブリー病原因遺伝子バリアントの保有頻度を解明―
ファブリー病は、α-ガラクトシダーゼA(GLA)の働きが低下し、糖脂質が全身に蓄積することで、心臓、腎臓、神経などに障害を来す遺伝性疾患で指定難病の一つです。特に女性や遅発型では診断が難しい一方、治療法があるため早期診断が重要です。東北大学東北メディカル・メガバンク機構予防医学・疫学部門の寶澤篤教授、後岡広太郎特任准教授および東北大学大学院医学系研究科循環器内科学分野の安田聡教授、薄田海医師らの研究グループは、東北メディカル・メガバンク計画のコホート調査に参加した日本人68,615人のゲノムシークエンスデータを解析しました。その結果、ファブリー病の原因となるGLA遺伝子の病的または病的可能性...
キーワード:陽子/遺伝性疾患/塩基配列/持続可能/持続可能な開発/東日本大震災/シークエンス/糖脂質/オミックス/ゲノムシークエンス/オミックス解析/バイオバンク/早期診断/ゲノム解析/コホート調査/心臓/血液/腎臓/ゲノム/コホート/バイオマーカー/遺伝子/医師/疫学/脂質/難病/予防医学
他の関係分野:数物系科学生物学工学
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発表日:2026年3月19日
3
骨格筋修復を促進する新たな分子の発見
-筋ジストロフィーの治療標的として期待-
損傷が起きやすい骨格筋では、微小な傷に対応する細胞膜修復は重要な機能です。ジスフェルリン異常症はジスフェルリンの欠損により骨格筋の細胞膜修復機能が障害される成人発症の筋ジストロフィーで国の指定難病です。東北大学大学院医学系研究科神経内科学分野の中村尚子非常勤講師、青木正志教授、臨床障害学分野の鈴木直輝准教授、病態液性制御学分野の菅野新一郎学術研究員(研究当時:同大学加齢医学研究所)、国際医療福祉大学成田キャンパス基礎医学研究センターの三宅克也教授らの研究グループは、ジスフェルリンに結合し細胞膜修復を促進する分子として新たにCK2αを同定し、CK2αの過剰発現によりジスフェルリン欠損...
キーワード:筋細胞/持続可能/持続可能な開発/レーザー/筋ジストロフィー/リン酸/細胞膜/神経内科学/治療標的/筋線維/筋肉/骨格筋/キナーゼ/マウス/リン脂質/蛍光色素/膜タンパク質/遺伝子/加齢/脂質/難病
他の関係分野:生物学工学総合生物農学
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発表日:2025年11月19日
4
世界初のミトコンドリア病治療薬「MA-5」の第Ⅱ相臨床試験を開始
-難聴を有するミトコンドリア病患者を対象-
東北大学大学院医学系研究科および大学院医工学研究科の阿部 高明教授らのグループが開発したMA-5はこれまでの研究からミトコンドリア病のモデル動物に発症する症状(生存率低下、神経障害、腎機能障害、肝機能障害、運動障害等)の改善が認められました。また各種マウス難聴モデルやヒトiPS細胞由来内耳細胞を使った研究からMA-5は難聴に有効なことを明らかにしました。これらの成果を踏まえ、阿部 高明教授、順天堂大学大学院医学研究科小児思春期発達・病態学/難治性疾患診断・治療学の村山 圭教授、東北大学病院耳鼻咽喉・頭頸部外科の本藏 陽平講師らの研究グループは、ミトコンドリア病ならびに難聴の治療薬と...
キーワード:持続可能/持続可能な開発/医工学/iPS細胞/難聴/膵臓/思春期/心臓/ATP/マウス/ミトコンドリア/モデル動物/腎機能/腎機能障害/腎臓/副作用/臨床試験/ヒトiPS細胞/医師/小児/動物実験/難病/薬物動態
他の関係分野:工学総合生物
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発表日:2025年7月27日
5
ALSの異なる原因が共通の遺伝子「UNC13A」の発現異常に収束
病気の全貌解明へ新知見
運動神経細胞が徐々に少なくなっていくことで力が入らなくなる難病ALSは、原因が多様で発症や進行のメカニズムの解明が難しいとされてきました。東北大学大学院医学系研究科の渡辺靖章助教らと、慶應義塾大学再生医療リサーチセンターの森本悟副センター長らの共同研究グループは、ALSの発症に関わる4種類のRNA結合たんぱく質(注4)をそれぞれ欠損させた神経系培養細胞を用いて、遺伝子発現を解析しました。その結果、mRNAの不安定化による分解の活発化あるいは発現抑制たんぱく質RESTの増加によるmRNAの産生抑制を通じて、神経の働きに重要なUNC1...
キーワード:遺伝情報/神経系/持続可能/マネジメント/持続可能な開発/たんぱく/運動神経/TDP-43/iPS細胞/治療標的/mRNA/筋萎縮/RNA/ストレス応答/スプライシング/幹細胞/血液/再生医療/細胞増殖/神経細胞/神経変性/神経変性疾患/多能性幹細胞/転写因子/培養細胞/ストレス/遺伝子/遺伝子発現/遺伝子変異/筋萎縮性側索硬化症 /神経疾患/難病
他の関係分野:生物学工学総合生物農学
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発表日:2025年7月1日
6
バース症候群モデル動物や細胞においてミトコンドリア機能改善薬MA-5の有効性を確認希少難病の心筋症・骨格筋障害を改善する新たな治療法の可能性
バース症候群(BTHS)は、Tafazzin (TAZ) 遺伝子(注5)の変異により起こる珍しい遺伝性の病気で、この変異を持った男性で発症し、心筋症(注6)、骨格筋障害(注7)、好中球減少症(注8)の症状が現れます。現在、この病気を根本的に治す方法はなく、症状を和らげる治療しかできません。東北大学大学院医学系研究科病態液性制御学分野および医工学研究科分子病態医工学分野の阿部高明教授、東北大学病院の豊原敬文准教授らの研究グループは、バース症候群の患者から採取した皮膚の細胞およびiPS細胞から作った筋肉細胞を用いて、MA-5がバース症候群の病態を改善することを発見しました。MA-5を加...
キーワード:心拍数/ATP合成/遺伝性疾患/持続可能/持続可能な開発/構造設計/接合部/医工学/リン酸/植物ホルモン/ATP合成酵素/iPS細胞/アデノシン/心筋/心筋症/早期診断/ホルモン/運動機能/運動能力/筋肉/骨格筋/ATP/インドール/ショウジョウバエ/ミトコンドリア/モデル動物/リン脂質/血液/好中球/細胞死/腎臓/ストレス/遺伝子/感染症/血圧/高血圧/酸化ストレス/脂質/脂質代謝/難病
他の関係分野:複合領域生物学工学総合生物農学
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発表日:2025年5月19日
7
潰瘍性大腸炎の発症は血液検査で数年前から予測可能
―日本人約8万人のコホートを対象に初めて実証―
潰瘍性大腸炎は、主に若年者に発症する腹痛や血便などを症状とする指定難病ですが、発症を予測する方法は確立されていません。東北大学病院消化器内科の澤橋基医師(現十和田市立中央病院)、角田洋一講師、正宗淳教授、同リウマチ膠原病内科の白井剛志講師らの研究グループは、東北メディカル・メガバンク計画(注5)で収集した8万人超のコホートデータの中から、将来的に潰瘍性大腸炎を発症する集団を含めた対象者の血液、生活情報を解析しました。その結果、血液中の抗EPCR抗体と抗インテグリンαvβ6抗体により、発症の約5年前から将来の潰瘍性大腸...
キーワード:持続可能/持続可能な開発/東日本大震災/大腸炎/膠原病/バイオバンク/炎症性腸疾患/ゲノム解析/大腸/追跡調査/自己抗体/インテグリン/リウマチ/血液/抗原/受容体/腸炎/ゲノム/コホート/リスク因子/医師/抗体/早期発見/潰瘍性大腸炎/難病
他の関係分野:工学
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発表日:2025年2月28日
8
難病COPA異常症の発症を抑制する遺伝子の発見 STING遺伝子の主要バリアントによる炎症抑制
COPA異常症は関節炎や間質性肺炎を特徴とする遺伝性疾患で治療が難しい病気です。この病気の原因は、COPA遺伝子の変異による自然免疫シグナル(STING経路)の異常な活性化ですが、COPA遺伝子の変異を持つ人でも20%近くの人は発症せず、その理由は不明でした。東北大学大学院生命科学研究科の小出頌悟大学院生、朽津芳彦助教、田口友彦教授らのグループは、発症しない人たちに共通する要因としてSTING遺伝子のHAQ型という特定のバリアントを見つけました。さらに、HAQ型STINGがCOPA変異による免疫応答の異常な活性化を抑えることを明らかにしました。この発見は、STINGバリアントの違い...
キーワード:産学連携/遺伝性疾患/ゴルジ体/持続可能/持続可能な開発/物質輸送/遺伝子解析/炎症性疾患/関節/関節炎/間質性肺炎/自然免疫/小胞体/神経変性/神経変性疾患/免疫応答/遺伝子/難病
他の関係分野:複合領域生物学工学