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東北大学 研究シーズDiscovery Saga
研究キーワード:東北大学における「自然免疫」 に関係する研究一覧:5
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発表日:2026年8月21日
1
血液を「隠れ蓑」に使うナノ粒子で、最も治療困難な乳がんに挑む
― 光熱療法・免疫抑制解除・自然免疫活性化の三位一体戦略 ―
三種陰性乳がん(TNBC)は、最も悪性度の高い乳がんサブタイプであり、診断から5年以内に遠隔転移を起こすリスクが他の乳がんの約3倍に達します。免疫チェックポイント阻害薬(注5)が一部の患者には有効ですが、その恩恵を受ける患者は20%未満にとどまり、腫瘍内に蓄積した制御性T細胞(Treg)による強力な免疫抑制が主因として挙げられています。東北大学 多元物質科学研究所の都 英次郎 教授(北陸先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 客員教授)の研究グループは、液体金属ナノ粒子を全血バイオミメティックコーティング(注6)で包み、制御性T細胞を...
キーワード:物質科学/近赤外/近赤外線/赤外線/材料科学/レーザー照射/光熱変換/生体適合性/持続可能/持続可能な開発/金属ナノ粒子/コーティング/センサー/ナノ粒子/レーザー/液体金属/超音波/アゴニスト/IRF/FoxP3/PD-1/PD-L1/インターフェロン/マウスモデル/悪性度/動物モデル/微小環境/分子標的療法/免疫逃避/免疫抑制/インジウム/分子標的/腫瘍微小環境/成長因子/HER2/T細胞/エストロゲン/エストロゲン受容体/がん細胞/がん治療/シグナル分子/プロゲステロン/マウス/リン脂質/炎症性サイトカイン/血液/自然免疫/受容体/樹状細胞/制御性T細胞/赤血球/転写因子/免疫チェックポイント/免疫チェックポイント阻害薬/免疫応答/免疫細胞/臨床試験/がん患者/サイトカイン/化学療法/抗体/脂質/乳がん
他の関係分野:数物系科学工学農学
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発表日:2026年8月18日
2
炎症のスイッチを入れる新たな仕組みを発見
―パイリンが関与する過剰な炎症とヒト疾患の背景を明らかに―
炎症は、細菌やウイルスなどの外敵から体を守るために働く重要な防御反応です。しかし、この仕組みの制御機構に生まれつきの異常があると、わずかな刺激でも炎症が過剰に起こってしまう遺伝性自己炎症性疾患が引き起こされます。その代表的な病気に、高熱や激しい腹痛を繰り返す家族性地中海熱(FMF)<1>があります。京都大学高等研究院ヒト生物学高等研究拠点(WPI-ASHBi)の本田吉孝 特定助教、同大学院医学研究科 発達小児科学の岩田直也・青木茉莉子 大学院生、同大学院医学研究科エコチル調査(JECS)京都ユニットセンターの八角高裕 特定教授、東北大学大学院生命科...
キーワード:タンパク質複合体/持続可能/持続可能な開発/センサー/変異体/病原体/ゲノム情報/遺伝子解析/炎症性疾患/炎症反応/インフラマソーム/自然免疫/ウイルス/ゲノム/遺伝学/遺伝子/遺伝子変異/細菌/小児/難病/発達障害/網羅的解析
他の関係分野:生物学工学農学
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発表日:2026年5月28日
3
自然免疫の炎症シグナルの終息を制御する新たな脂質-タンパク質相互作用を発見
~STINGシグナルに着目した治療戦略に道~
自然免疫はウイルスなどの異物を認識して炎症反応を引き起こす生体防御機構です。その中心的な経路の一つがSTING経路であり、DNAウイルス感染やがん細胞からのDNA漏出を感知して炎症反応を誘導します。一方で、この経路の過剰な活性化は自己炎症性疾患や神経変性疾患などの原因となるため、STING炎症シグナルを適切に終息させる仕組みが重要です。今回、東北大学大学院生命科学研究科の東海林紬 大学院生、朽津芳彦 助教、田口友彦 教授の研究グループは、東京科学大学、慶應義塾大学、京都大学、旭川医科大学、鹿児島大学との共同研究で、リソソーム膜に存在する脂質PI(3,5)P2が...
キーワード:オルガネラ/ゴルジ体/タンパク質複合体/加水分解/水分解/モデリング/リン酸/加水分解酵素/がん免疫/がん免疫療法/炎症性疾患/炎症反応/染色体/生体防御/リモデリング/免疫療法/がん細胞/タンパク質相互作用/リソソーム/リン脂質/自然免疫/小胞体/神経変性/神経変性疾患/ウイルス/脂質
他の関係分野:生物学工学農学
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発表日:2025年11月11日
4
マウスで新規吸入型肺炎球菌ワクチンの開発に成功
-ナノ粒子で気道粘膜免疫を誘導感染予防に期待-
本邦において肺炎は死因の第5位で、高齢化の進む我が国では対策は急務です。肺炎の原因菌として最も多い肺炎球菌に対しワクチンが存在しますが、現在のワクチンでカバーできないタイプの肺炎球菌が増えていることや、粘膜免疫の誘導ができず肺炎の予防効果が十分でないことなど、解決すべき問題があります。東北大学大学院医学系研究科感染病態学分野の佐藤 光助教、石井 恵子非常勤講師、青柳 哲史教授、川上 和義名誉教授らの研究グループは、肺炎球菌の膜上に存在するPspAと呼ばれる共通タンパク質をターゲットとして、アジュバントに酸化鉄...
キーワード:持続可能/酸化鉄/持続可能な開発/ナノ粒子/生体内/感染防御/病原体/獲得免疫/アジュバント/リンパ球/NKT細胞/粘膜免疫/NK細胞/T細胞/マウス/抗原/自然免疫/敗血症/免疫応答/ワクチン/感染症/高齢化/細菌
他の関係分野:工学総合生物農学
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発表日:2025年2月28日
5
難病COPA異常症の発症を抑制する遺伝子の発見 STING遺伝子の主要バリアントによる炎症抑制
COPA異常症は関節炎や間質性肺炎を特徴とする遺伝性疾患で治療が難しい病気です。この病気の原因は、COPA遺伝子の変異による自然免疫シグナル(STING経路)の異常な活性化ですが、COPA遺伝子の変異を持つ人でも20%近くの人は発症せず、その理由は不明でした。東北大学大学院生命科学研究科の小出頌悟大学院生、朽津芳彦助教、田口友彦教授らのグループは、発症しない人たちに共通する要因としてSTING遺伝子のHAQ型という特定のバリアントを見つけました。さらに、HAQ型STINGがCOPA変異による免疫応答の異常な活性化を抑えることを明らかにしました。この発見は、STINGバリアントの違い...
キーワード:産学連携/遺伝性疾患/ゴルジ体/持続可能/持続可能な開発/物質輸送/遺伝子解析/炎症性疾患/関節/関節炎/間質性肺炎/自然免疫/小胞体/神経変性/神経変性疾患/免疫応答/遺伝子/難病
他の関係分野:複合領域生物学工学