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東北大学 研究シーズDiscovery Saga
研究キーワード:東北大学における「物質輸送」 に関係する研究一覧:5
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発表日:2026年6月18日
1
ミトコンドリアと小胞体の接触領域が「鉄供給ハブ」として働く
―エネルギー産生を支える新たな鉄供給機構を発見―
学習院大学の柳茂教授、大学院生の大塩聖(研究当時)、東北大学の椎葉一心助教らの研究グループは、東北大学、東京薬科大学、東京都健康長寿医療センターとの共同研究により、ミトコンドリアと小胞体の接触領域(MERCs)がミトコンドリアへの鉄供給を担う新たな仕組みを明らかにしました。鉄は生命維持に必須の元素であり、ミトコンドリアではエネルギー産生に必要な鉄硫黄クラスターやヘム※3の材料として利用されています。しかし、細胞内でどのようにミトコンドリアへ供給されるのかは十分に解明されていませんでした。本研究では、MERCsにおいて、小胞体に存在するヘム分解酵素HM...
キーワード:品質管理/環状化合物/物質輸送/鉄代謝/機能制御/キチン/鉄硫黄クラスター/子宮/ヘムオキシゲナーゼ/Hela細胞/カルシウム/ヘモグロビン/ミトコンドリア/ユビキチン/細胞生物学/小胞体/神経変性/神経変性疾患/健康長寿/子宮頸がん/脂質/網羅的解析
他の関係分野:複合領域化学工学総合生物農学
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発表日:2026年6月10日
2
次世代コンタクトレンズ材料設計システム『SilicoSim(シリコシム)』を開発
疎水性シリコーンセグメントと親水性モノマーから形成されるシリコーンハイドロゲルは、高い酸素透過性と親水性を両立できる高分子材料であり、ソフトコンタクトレンズ材料として広く用いられています。国立大学法人東北大学(宮城県仙台市 総長 冨永悌二、以下「東北大学」)と株式会社メニコン(愛知県名古屋市 代表執行役社長CEO 川浦康嗣、以下「メニコン」)は、シリコーンハイドロゲルを対象に、材料内部の三次元ナノ構造と物質輸送機能の関係を解明しました。研究グループは透過型電子顕微鏡観察(TEM)や放射光実験によりシリコーンハイドロゲルのナノスケール構造とその構造が実現する機能を可視化し、マルチスケ...
キーワード:加速器/軽元素/内部構造/放射光/分子構造/高分子/ハイドロゲル/レンズ/持続可能/持続可能な開発/物質輸送/材料設計/シミュレーション/ナノスケール/ナノメートル/ナノ構造/ポリマー/マルチスケール/高分子材料/電子顕微鏡/電子顕微鏡観察/親水性
他の関係分野:数物系科学化学工学総合生物
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発表日:2026年1月20日
3
光で操る「ナノ温度スイッチ」を実現
-光の右回り・左回りで熱分布を書き換える-
ナノメートルサイズの金属構造が光によって加熱される現象は、化学反応の局所制御や医療応用、エネルギー変換など、幅広い分野で注目されています。これまで、金属のナノ構造は、光を当てると表面全体が等温になると考えられてきました。しかし今回、兵庫県立大学大学院工学研究科の瀬戸浦健仁准教授、東北大学多元物質科学研究所の押切友也准教授、関西学院大学理学部の田村守専任講師、早稲田大学先進理工学研究科の森田賢さん(博士後期課程)および同大学理工学術院の井村考平教授、北海学園大学工学部の藤原英樹教授、国立研究開発法人物質・材料研究機構の石井智チームリーダー、北海道大学大学院総合化学院の藤井優祐さん(博...
キーワード:物質科学/円偏光/持続可能/光照射/持続可能な開発/物質輸送/チタン/ナノスケール/ナノメートル/ナノ構造/微細構造/エネルギー変換
他の関係分野:数物系科学総合理工工学農学
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発表日:2025年9月14日
4
細胞膜の海を探る 生きた細胞で「長距離膜粘度」を発見
細胞を囲む細胞膜は海の表面のようにゆらゆらと流れる「流動性」をもっています。この流れやすさは「膜粘度」と呼ばれ、細胞内での物質輸送や細胞機能に深く関わっています。従来は技術的な制約から、モデル細胞膜(細胞膜を模した人工膜)を用いた膜粘度測定にとどまっていました。東北大学、国立遺伝学研究所、北海道大学の共同研究チームは、独自に開発した粘度測定法を用いることで、生きた細胞膜の粘度測定に成功しました。細胞膜に力を加えて細胞全体(マイクロメートルスケール)に流れを起こし、その流れのパターンから膜粘度を測定した結果、生きた細胞膜の粘度はモデル細胞膜と比べて1万倍も高いことを明らかにしました。...
キーワード:生細胞/物質輸送/マイクロ/生物物理学/細胞膜/病理/生物物理/細胞骨格/膜タンパク質/遺伝学/遺伝子/脂質
他の関係分野:化学工学総合生物
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発表日:2025年2月28日
5
難病COPA異常症の発症を抑制する遺伝子の発見 STING遺伝子の主要バリアントによる炎症抑制
COPA異常症は関節炎や間質性肺炎を特徴とする遺伝性疾患で治療が難しい病気です。この病気の原因は、COPA遺伝子の変異による自然免疫シグナル(STING経路)の異常な活性化ですが、COPA遺伝子の変異を持つ人でも20%近くの人は発症せず、その理由は不明でした。東北大学大学院生命科学研究科の小出頌悟大学院生、朽津芳彦助教、田口友彦教授らのグループは、発症しない人たちに共通する要因としてSTING遺伝子のHAQ型という特定のバリアントを見つけました。さらに、HAQ型STINGがCOPA変異による免疫応答の異常な活性化を抑えることを明らかにしました。この発見は、STINGバリアントの違い...
キーワード:産学連携/遺伝性疾患/ゴルジ体/持続可能/持続可能な開発/物質輸送/遺伝子解析/炎症性疾患/関節/関節炎/間質性肺炎/自然免疫/小胞体/神経変性/神経変性疾患/免疫応答/遺伝子/難病
他の関係分野:複合領域生物学工学