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研究分野:複合領域 に関係する研究一覧:110件
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発表日:2026年10月21日 この記事は2026年11月4日号以降に掲載されます。
1
富士通、名古屋大学、JAMSTEC、NICTら、太陽高エネルギー粒子シミュレーションの精度を高めるパラメータを、 数理最適化で自動決定する技術を開発
この記事は2026年11月4日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年10月16日 この記事は2026年10月30日号以降に掲載されます。
2
極限宇宙の探究、新時代へ
――ラ・パルマ島で大口径ガンマ線望遠鏡アレイが完成――
この記事は2026年10月30日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年10月16日
3
ヒトゲノムの未解明領域「セントロメア」の大規模解析が実現
世界中に蓄積されたゲノムデータを活用し、がんなどの疾患研究を加速
・これまで、ヒトゲノムの未解明領域とされ、大規模解析が困難であったヒト染色体「セントロメア」について、既存のショートリード全ゲノム解析(WGS)データを活用して解析できる新しい手法を開発しました。・開発した新手法で、世界3,332人のショートリードWGSデータを解析し、セントロメアにも人類集団ごとの多様なタイプが存在することを明らかにしました。・さらに、脳腫瘍(乏突起膠腫)を解析した結果、セントロメアの個人差が、乏突起膠腫に特徴的な染色体異常の形成に関係する可能性を示しました。・本研究により、世界中に蓄積されたショートリードWGSデータを活用してセントロメア...
キーワード:がん研究/大規模解析/シークエンス/セントロメア/iPS細胞/ヒトゲノム/神経膠腫/染色体/脳神経外科/ゲノム解析/細胞分裂/ゲノム/染色体異常/全ゲノム解析/脳腫瘍
他の関係分野:工学医歯薬学
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発表日:2026年10月5日
4
「下垂体機能低下症」の機能回復を目指す再生医療
~ヒト多能性幹細胞由来の下垂体組織をサルへ皮下移植し、機能回復に世界で初めて成功~
・下垂体機能低下症は生涯にわたるホルモン補充療法が必要となる難病である。ヒト多能性幹細胞(hPSC)を材料に作製した副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)産生細胞を含む下垂体-視床下部オルガノイドをモデル動物に皮下移植することで治療コンセプトを検証した。・下垂体機能不全モデルの免疫不全マウスの皮下(脂肪組織や筋肉内)にhPSCから分化誘導した下垂体-視床下部オルガノイドを移植した。移植細胞は生着しACTHを分泌するとともに、マウスの生存期間を有意に延長させた。・免疫正常なカニクイザルから下垂体を切除し、ヒト臨床の膵島移植で用いられる免疫抑制療法下で、下垂体-視床下部オルガノイ...
キーワード:プロトコル/移植医療/生細胞/副腎皮質/霊長類/視床/下垂体/視床下部/副腎/免疫不全/iPS細胞/カニクイザル/異種移植/脂肪組織/自己複製/自己複製能/受精/受精卵/腎不全/日内変動/脳神経外科/病理/病理学/免疫不全マウス/免疫抑制/膵島/ACTH/ホルモン/筋肉/オルガノイド/ES細胞/ストレス応答/マウス/モデル動物/幹細胞/血液/再生医療/細胞・組織/多能性幹細胞/内分泌/分化誘導/臨床試験/コルチゾール/ストレス/ヒトiPS細胞/遺伝子/血圧/糖尿病/難病
他の関係分野:情報学化学生物学医歯薬学
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発表日:2026年10月2日
5
心理学とAI言語モデルで『武士道』を読み解く
~なぜ日本の名著は西洋人の心をつかんだのか?~
・新渡戸稲造の『武士道』を、心理学と自然言語処理を組み合わせた手法により解析し、同書が複数の道徳次元にまたがる体系的な構造をもつことを明らかにした。・『武士道』に近い道徳的構造をもつ日本文化関連文献ほど、英語版の刊行数や欧米言語への翻訳数などに基づく「西洋受容指標」が高い傾向にあることを示した。・『武士道』の7つの徳目を分析した結果、「名誉」が道徳的構造上、中心的な位置を占めることを示した。 名古屋大学大学院情報学研究科の高野 了太 講師、唐沢 穣 特任教授の研究グループは、新渡戸稲造の古典的著作『武士道』を心理学と自然言語処理を組み合わせ...
キーワード:言語モデル/自然言語/自然言語処理/情報学/人工知能(AI)/言語処理
他の関係分野:情報学
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発表日:2026年9月11日
6
AIで魚の「バランス喪失」を自動検出 温度への強さを客観的に測る新システムを開発
~メダカとその近縁種で系統・種による温度耐性の違いを明らかに~
・魚が高温・低温にさらされた際に体のバランスを失う瞬間(平衡感覚喪失(LOE: Loss of Equilibrium)注1))を、AI技術を用いて自動的かつ客観的に検出するシステムを開発し、これまで人によって判定がぶれやすかった評価を、熟練した研究者と同等の精度で行えることを示した。・同システムを用いてメダカの複数の系統や近縁種を比較したところ、系統や種によって温度耐性が異なることが分かった。・今後、本システムを用いた詳細な解析により、温度耐性の分子機構の解明や、気候変動が魚類に与える影響の予測への貢献が期待される。 ...
キーワード:機械学習/深層学習/人工知能(AI)/自動評価/気候変動/環境問題/環境ストレス/分子機構/ストレス
他の関係分野:情報学数物系科学工学農学医歯薬学
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発表日:2026年8月31日
7
敗血症性肝障害を「タンパク質品質管理」の視点から解明
-TG2によるビメンチン架橋が肝臓マクロファージの炎症を制御-
敗血症に伴う肝障害(SALD)は死亡率が約60%に達する重篤な病態ですが、有効な分子標的治療法は確立されていません。・ 細菌を感知すると、肝臓の免疫細胞であるマクロファージにおいて、酵素「トランスグルタミナーゼ2(TG2)」が活性化し、細胞骨格タンパク質「ビメンチン」を架橋することを発見しました。・ 細胞骨格の構造変化がタンパク質品質管理(プロテオスタシス)(注4)を破綻させ、炎症シグナル分子TRAF6(注5)の分解を抑制することで炎症を...
キーワード:品質管理/タンパク質凝集/タンパク質凝集体/タンパク質品質管理/機能制御/キチン/Rab/死亡率/分子機構/分子標的/臨床検査/モデルマウス/TRAF6/オートファジー/シグナル分子/タンパク質分解/ビメンチン/ファージ/プロテアソーム/マウス/マクロファージ/ユビキチン/リポ多糖/肝障害/凝集体/構造変化/細胞骨格/小胞輸送/神経変性/神経変性疾患/創薬/敗血症/免疫応答/免疫細胞/サイトカイン/ストレス/感染症/細菌/分子標的治療
他の関係分野:生物学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2026年8月28日
8
宇宙の電磁波の通り道「ダクト」がつくる脈動オーロラは朝に多い!
~過去7年分の地上-衛星同時観測から明らかに~
・北欧に設置されている地上カメラで観測された「脈動オーロラ」と、磁気圏と呼ばれる地球近傍の宇宙空間であらせ衛星によって観測された宇宙の電磁波「コーラス波」の同時観測を統計的に調査しました・コーラス波の「長距離」伝搬と脈動オーロラの「パッチ状」構造を、宇宙空間における電子密度の管状構造「ダクト」が支配するという先行研究で示した物理モデルの普遍性を定量的に評価し、80% を超える高い割合で上記モデルが成立することを実証しました・このモデルを満たすような脈動オーロラの発生頻度は、真夜中から朝にかけて発生頻度が上昇することも本研究で初めて示されました ...
キーワード:画像データ/電気通信/情報通信/極域/極地/高エネルギー/地球磁気圏/超高エネルギー/普遍性/閉じ込め/放射線帯/オーロラ/プラズマ波動/磁気圏/地磁気/宇宙科学/衛星/地球環境/オゾン/システム工学/屈折率/電磁波/物理モデル/衛星データ/放射線
他の関係分野:情報学環境学数物系科学工学農学医歯薬学
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発表日:2026年8月28日
9
難治性ネフローゼの治療薬リツキシマブが有効かは血液検査でわかる?
~T細胞の状態で治療効果を予測する~
・タンパク質が尿に漏れ出してしまう病気、ネフローゼ症候群は一般的にステロイドで治療をしますが、ステロイド投与を止められない難治例(頻回再発型・ステロイド依存性)が少なくありません。こうした患者さんには免疫細胞の1種であるB細胞を除去するリツキシマブが有効であることが近年分かってきましたが、効く人と効かない人を採血で見分ける方法はありませんでした。 ・血液中のT細胞の遺伝子発現状態を、リツキシマブの投与前後で解析(シングルセルRNAシークエンシング)したところ、薬が効いた患者さんでは効かない患者さんに比べて約18倍もの数の遺伝子が変動しており、CD4陽性細胞傷害性T...
キーワード:最適化/がん研究/リン酸/ネフローゼ/ROS/遺伝子発現解析/腫瘍学/発現解析/白血球/B細胞/RNA/T細胞/エネルギー代謝/ステロイド/ミトコンドリア/活性酸素/活性酸素種/血液/腎臓/免疫細胞/ストレス/バイオマーカー/遺伝子/遺伝子発現/酸化ストレス
他の関係分野:情報学農学医歯薬学
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発表日:2026年7月30日
10
訪問看護の患者安全を支えるニアミスへの気づきを可視化 利用者との協働・包括的観察など、危険を察知する4要因を明らかに
・訪問看護師がニアミス注1)に気づく要因を可視化:訪問看護師から得た237件の回答のうち、有効回答177件を分析し、訪問看護師が高齢者ケアにおけるニアミスに気づく要因を計量テキスト分析によって可視化した。・高齢者ケアにおける訪問看護師のニアミスへの気づきは特に「服薬管理」で多く発生:ニアミスへの気づきは、服薬管理(71件)、訪問予定(51件)、身体介助(25件)関連で多く報告された。・利用者との協働、チームによる確認、包括的観察、違和感の察知がニアミスへの気づきを支える:ニアミスへの気づきを支える要因として、①利...
キーワード:テキスト分析/医療機器/暗黙知/テキストデータ/看護/看護学/看護技術/看護師/高齢者/高齢者ケア/訪問看護/訪問看護師
他の関係分野:情報学工学医歯薬学
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発表日:2026年7月22日
11
森の根の動きを改良AIモデルで見える化
~ヒノキ林で夏に多い落ち根と秋の根成長を解明~
・森の細い根は葉と同じように「落ち根」注1)として毎年枯れ落ち、その動きは土壌中で撮影された画像から根を目視で手動抽出することにより評価されてきた。・近年提案された機械学習を用いた細根自動抽出モデルについて、評価したい調査地の画像をさらに学習させた改良モデルを新たに構築することで、画像中の根が高精度で自動抽出されることを明らかにした。・2年間にわたるヒノキの根の撮影画像について、改良モデルを用いることで、夏に落ち根が多く、秋に成長が盛んなことを明らかにした。・本改良法を用いた細根自動抽出モデルの広範な適用により、森の炭素循環を駆動する細...
キーワード:機械学習/情報学/人工知能(AI)/季節変化/炭素循環/季節変動/ヒノキ/土壌/微生物
他の関係分野:情報学環境学数物系科学農学
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発表日:2026年7月16日
12
白血病の「個性」を決めるエピゲノムを解読
―大規模クロマチン解析による新たな分類と層別化治療―
急性骨髄性白血病(AML)は難治性の血液がんの一つです。AMLでは遺伝子変異などのゲノム異常が認められ、病態解明とそれらの異常を標的とする治療薬剤の臨床応用が進んでいます。一方で、どの遺伝子が使われるかを制御する仕組みである「エピゲノム」もAMLの病態に関わっているものと考えられていますが、その全容は明らかではありませんでした。京都大学大学院医学研究科 腫瘍生物学講座小川誠司 教授(兼:同高等研究院ヒト生物学高等研究拠点...
キーワード:インテリジェンス/がん研究/シークエンス/ゲノム情報/血液内科学/クロマチン/ヒトゲノム/腫瘍学/整形外科学/臨床応用/ゲノム解析/分子機構/エピゲノム解析/骨髄/病態解明/幹細胞/急性骨髄性白血病/血液/細胞治療/細胞増殖/腎臓/白血病/薬剤感受性/ゲノム/トランスレーショナルリサーチ/遺伝子/遺伝子変異/感染症/造血
他の関係分野:情報学医歯薬学
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発表日:2026年7月15日
13
乳酸菌Lactobacillus paragasseri SBT2055が線虫の加齢に伴う学習行動の低下を抑制することを見出しました
雪印メグミルク株式会社 (本社:東京都港区 代表取締役社長:佐藤 雅俊)と国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学大学院理学研究科の野間 健太郎 准教授らの研究グループは、Caenorhabditis elegans*1 (以下、線虫)を用いて、雪印メグミルクが保有する乳酸菌Lactobacillus paragasseri SBT2055(以下、SBT2055)が、加齢による学習能力(連合学習能*2)の低下を抑制すること、さらにその作用メカニズムの一端を明らかにしました。本研究は、SBT2055が加齢...
キーワード:学習行動/温度勾配/性行動/たんぱく/神経活動/連合学習/感覚神経/ニューロン/神経機能/寿命/ストレス応答/神経細胞/ストレス/加齢
他の関係分野:数物系科学生物学総合生物医歯薬学
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発表日:2026年7月14日
14
膜タンパク質の折り畳みを補助する新しい品質管理機構を発見
~構造の安定性と機能性のジレンマを解消~
・膜貫通タンパク質の正常な折り畳みを補助する新しい品質管理機構を発見した。・酵母注1)のPbr1タンパク質が小胞体において、折り畳みが難しい多重膜貫通タンパク質Fks1注2)に寄り添って、その新規合成を補助することを明らかにした。・Pbr1は酸化還元酵素と配列相同性を有するが、推定される活性部位の配列が特殊であり、酵素反応非依存的あるいは非典型的な反応様式で働く可能性がある。 名古屋大学大学院理学研究科の小原 圭介 准教授は、長岡技術科学大学の大矢 禎一 特任教授、トロント大学のCharles B...
キーワード:品質管理/陽子/タンパク質品質管理/酸化還元酵素/ゴルジ体/出芽酵母/酸化還元/モデル生物/親水性/Saccharomyces cerevisiae/機能性/細胞壁/シャペロン/細胞膜/酵素反応/アミノ酸/小胞体/生体膜/創薬/膜タンパク質/感染症/真菌
他の関係分野:数物系科学生物学工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2026年7月1日
15
脳が全身の脂肪消費をコントロールする仕組みを解明
― 生活習慣病の予防につながる新たな代謝制御メカニズムを発見 ―
・脳の視床下部室傍核にあるNos1ニューロンが、単にエネルギー消費を増やすのではなく、全身の脂肪消費を選択的に高めることを発見しました。・Nos1ニューロンは、自律神経の一つである交感神経を通じて、脂肪組織や筋肉などの代謝を調節していました。・Nos1ニューロンは、マウスの休息期である昼間に脂肪消費を高めるリズムをつくっていました。・Nos1ニューロンによる脂肪消費は、マウスが体重を維持するために必要でした。 鳥取大学医学部統合生理学分野の近藤 邦生准教授(元 生理学研究所 助教)、椙山女学園大学の箕越 靖彦教授(生理学研究所 ...
キーワード:エネルギー消費量/生活リズム/生殖/エネルギー消費/コネクトミクス/視床/視床下部/肥満症/ニューロン/脂肪組織/筋肉/交感神経/マウス/内分泌/自律神経/生活習慣病/生理学/糖尿病
他の関係分野:生物学工学医歯薬学
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発表日:2026年6月29日
16
その能力は「生まれつき」か「育ち」か "心の発達観"に異文化で共有される二次元構造を確認
・人々が心的能力注1)の発達をどのように捉えているのかを調査した。・6カ国の成人を対象に調査した結果、人々は一貫して心的能力を「知覚」と「内省」注2)という二つの次元から捉えていることが明らかになり、この傾向はすべての国で確認された。・人々は、「知覚」次元の能力を比較的生まれつきのものとして、「内省」次元の能力を比較的経験によって育まれるものとして捉える傾向があった。・心の概念構造は固定的ではなく、どのような文脈で判断されるかによって変化することも明らかになった。・本研究は、人々が「心の成長」を理解する...
キーワード:情報学/南アフリカ
他の関係分野:情報学
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発表日:2026年6月24日
17
イノシシの先祖はブタだった?下顎骨の出土遺跡から解明
現代日本の野生イノシシは、弥生時代のブタの遺伝子を受け継いだ
・島根県松江市の西川津(にしかわつ)遺跡出土の資料から、弥生時代のイノシシ類に家畜ブタが含まれていることを確認した。・下顎骨の形態や年齢構成の分析により、当遺跡ではブタ飼育と野生イノシシ狩猟が併存していたことが明らかになった。・さらにブタの形態を持つ資料に飼育個体と野生個体の混在が確認され、飼育ブタの再野生化と在来イノシシとの交雑を経て、現代の野生イノシシにその遺伝的影響が残ったと考えられる。 名古屋大学博物館ならびに大学院情報学研究科の新美 倫子 准教授は、元島根県埋蔵文化財調査センターの内田 律雄 氏との共同研究で、島根県松江市の西川津...
キーワード:情報学/イノシシ/家畜化/安定同位体比/安定同位体/同位体/日本列島/同位体比/個体群/弥生時代/頭蓋骨/コラーゲン/遺伝子
他の関係分野:情報学環境学数物系科学生物学医歯薬学
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発表日:2026年6月18日
18
心原性ショックを合併した急性心筋梗塞では「患者の病院到着から心臓を休ませるまでの速さ」が予後と関連
~小型軸流式ポンプ留置までの時間が新たな診療指標となる可能性~
・小型軸流式ポンプ (microaxial flow pump: mAFP)による治療を受けた心原性ショック合併ST上昇型心筋梗塞 1,783例の全国レジストリ解析において、病院到着からmAFP留置までの時間 (Door-to-unload time)が短いほど、院内死亡率が低いことと関連していました。・Door-to-unload timeの遅れは、高齢、臓器障害、mAFP留置前の大動脈内バルーンパンピングまたは体外式膜型人工肺の使用、mAFP留置前の経皮的冠動脈インターベンション、およびmAFP症例数の少ない施設での治療と関連していました。・Door-to-unlo...
キーワード:医療機器/カテーテル/レジストリ/冠動脈/心筋/ショック/死亡率/心筋梗塞/心臓/大動脈/血液/重症心不全
他の関係分野:工学医歯薬学
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発表日:2026年6月10日
19
チロシンキナーゼ阻害剤による幹細胞様メモリーT細胞の 誘導を非臨床で確認
・マウスモデルを用いた実験において、分子標的薬チロシンキナーゼ阻害剤 ポナチニブが幹細胞様メモリーT細胞を誘導する可能性が示されました。・これは、ポナチニブがT細胞の活性化シグナルを安定的に持続的に調節することで幹細胞様メモリーT細胞の誘導を促している可能性を示しています。 名古屋大学大学院医学系研究科 微生物・免疫学講座 分子細胞免疫学の西川 博嘉教授を中心とする研究チームは、分子標的薬チロシンキナーゼ阻害薬「ポナチニブ」が、幹細胞様メモリーT細胞(T stem cell memory:TSCM細胞)注1を...
キーワード:がん研究/メモリ/システム制御/CD8/微生物/メモリーT細胞/がん免疫/がん免疫療法/チロシンキナーゼ/マウスモデル/抗腫瘍免疫/自己複製/自己複製能/分子標的/PI3K/免疫療法/T細胞/がん細胞/キナーゼ/マウス/幹細胞/血液/腫瘍免疫/阻害剤/免疫応答/免疫学/免疫細胞/疫学/分子標的薬
他の関係分野:工学農学医歯薬学
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発表日:2026年6月2日
20
南極の融け水が氷河を加速させることを初めて確認
~氷床融解の仕組み解明と海面上昇予測に新たな知見~
・南極ラングホブデ氷河で熱水掘削を行い、氷河の底面を直接観測。・融け水が底面に流れ込んで水圧が上昇し、氷河が加速する現象を南極で初めて確認。・氷河底の極限環境に、イソギンチャクや海綿動物が繁殖する生態系を発見。 北海道大学低温科学研究所・北極域研究センターの杉山 慎教授、低温科学研究所の箕輪昌紘助教、名古屋大学大学院環境学研究科の近藤 研助教らの研究グループは、第63次日本南極地域観測隊に参加して南極ラングホブデ氷河で熱水掘削*1を実施し、氷河底面の環境を直接調べました。山岳地域やグリーンランドでは、表面で生じた融け水...
キーワード:海面上昇/極域/極地/気候変動/極限環境/生態系
他の関係分野:環境学数物系科学総合生物農学
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発表日:2026年6月1日
21
小脳が「危険」と「安全」を見分ける仕組みを解明
~行動を柔軟に切り替える脳内部モデルの実体に迫る~
・ゼブラフィッシュの小脳注1)が「危険」と「安全」を区別して表現する神経回路を持つことを発見。・小脳内に危険・安全それぞれに応答する神経細胞集団が形成されることを解明。・環境の変化に応じて神経活動が柔軟に変化し、学習を支える仕組みを明らかに。・小脳が運動制御に加えて、価値判断や意思決定に関わる重要な役割を担うことが示され、精神・神経疾患の理解や治療への応用が期待される。 名古屋大学大学院理学研究科の小山 航 博士後期課程学生(研究当時)、清水 貴史准教授、日比 正彦 教授らの研究グループは、理化学研究所脳神...
キーワード:脳神経回路/運動制御/小脳/神経活動/顆粒細胞/脳神経科学/カルシウムイメージング/内部モデル/イミン/カルシウム/神経科学/神経回路/神経細胞/神経疾患
他の関係分野:工学総合生物医歯薬学
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発表日:2026年5月28日
22
会話中の脳は「伝える」と「思い浮かべる」を切り替えていた
~脳ネットワークの連携は役割に応じて変化する~
・2台のMRI装置を用いて対話中の2者の脳活動を同時に計測する「ハイパースキャニングfMRI注1)」を用い、「話し手」と「聞き手」という二つの役割における脳内メカニズムを調べた。・脳活動の解析により、話し手と聞き手に共通して活動するコアネットワークを同定するとともに、話し手・聞き手の役割ごとに特徴的に活動する領域を明らかにした。・さらに、コア領域間の影響関係を解析した結果、脳領域間の連携の仕方が話し手と聞き手で動的に切り替わっていることが示された。また、こうした領域間の連携は、伝達する情報量によっても変化した。・本研究は、「見たものを言...
キーワード:情報量/情報学/脳活動/ブレイン/社会的相互作用/脳神経科学/MRI/神経科学/コミュニケーション/生理学
他の関係分野:情報学数物系科学工学医歯薬学
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発表日:2026年5月20日
23
室温で波長1.55~3μmまで見える赤外光センサーを開発
家庭・医療・環境・食品産業など生活に近い場面への展開に期待
・近〜中波赤外域で高い透過性と導電性を両立する電極と、赤外線を効率よく吸収する半導体材料を組み合わせることで、これまで室温では困難だった3μm(マイクロメートル)帯までの赤外光を検出可能な小型センサーを試作した。・Ge(ゲルマニウム)基板上に、Sn固溶限界を超える13.6%のSnを含有した高品質p型GeSn層の結晶成長に成功し、波長3μm帯の感度を実現した。・本小型センサー(フォトダイオード)は、一つの素子で通信波長(1.55μm付近)から3μm付近までの赤外光を検出でき、ガス検知だけでなく、環境モニタリング、ヘルスケア(呼気分析)、食品・医薬品...
キーワード:品質管理/環境モニタリング/フォトダイオード/赤外線/超高真空/Ge(ゲルマニウム)/SiGe/エピタキシャル成長/バンドギャップ/狭ギャップ半導体/光センシング/光デバイス/赤外光/電子デバイス/半導体材料/エピタキシー/エピタキシャル/ゲルマニウム/センサー/センシング/マイクロ/モニタリング/結晶成長/光センサー/集積回路/導電性/半導体/結晶構造/食品産業/ヘルスケア
他の関係分野:環境学数物系科学工学農学医歯薬学
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発表日:2026年5月15日
24
自動運転車両と路側センサを協調させる情報通信ソフトウェアを無料公開
信号のタイミングや死角の物体など感知、「レベル4」の実装加速へ
・路車協調型の自動運転サービスを支援するための、車両、路側機注1)、クラウドをつなぐ情報通信プラットフォームを開発。・ソフトウェアをオープンソースで公開、誰でも自由に利用可能。・千葉県柏市柏の葉地域でのレベル4自動運転注2)にて利用実績あり。 名古屋大学未来社会創造機構モビリティ社会研究所注3)および同大学院情報学研究科附属組込みシステム研究センター注4)の高田 広章 教授らの研究グループは、情報通信プラットフォーム「ダイナミックマップ2.0」をオープン...
キーワード:インターフェース/運転支援/自動運転/物体認識/クラウド/情報学/組込みシステム/ソフトウェア開発/情報通信/LiDAR/交通安全/モビリティ/実証実験/イミン/ラット
他の関係分野:情報学工学医歯薬学
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発表日:2026年5月13日
25
単一の蛍光体微粒子で陽子マイクロビームを可視化~マイクロメートル精度で線量分布を直接評価する新手法~
・単一の蛍光体微粒子注1)を用いて陽子マイクロビーム注2)の空間線量分布を可視化。・マイクロメートルスケールでの高分解能プロファイル測定に成功。・従来困難であった局所線量構造の直接評価を実現。 名古屋大学大学院医学系研究科 総合保健学専攻の余語 克紀 助教の研究グループは、同大学院工学研究科、量子科学技術研究開発機構(QST)、広島大学、早稲田大学、東北大学などとの共同研究で、単一の蛍光体(シンチレータ)微粒子を用いて、陽子マイクロビームの空間線量分布を高分解能で可視化する新しい手法を開発しました...
キーワード:プロファイル/粒子線治療/陽子/シンチレータ/マイクロビーム/検出器/放射線計測/蛍光体/マイクロ/微粒子/分解能/医学物理学/空間分解能/高分解能/細胞核/放射線
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発表日:2026年5月13日
26
不確かな状況への不安は、"感情を言葉にしようとする傾向"とも関連
― 自閉傾向が高い一般成人にみられた「言語化のジレンマ」―
・自閉傾向注1)が高い人は、不確かな状況で不安を感じやすい。・一方で、自分の気持ちを言葉にすることに困難を抱えやすい。・本研究では、不確実さ不耐性注2)が「感情を言語化しようとする傾向」と関連することが示された。・支援においては、「言語化の困難さ」だけでなく「言語化しようとする傾向」や、その背後にある動機づけの可能性にも注目することが重要である。 名古屋大学大学院情報学研究科の藤井亮孝博士後期課程学生と平井真洋准教授は、20〜39歳の日本の一般成人505人を対象とした質問紙調査により、...
キーワード:情報学/動機づけ/因果関係/DSM/神経発達/日常生活/コミュニケーション/自閉スペクトラム症
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発表日:2026年4月20日
27
【北極域研究】長期データが解き明かす北極圏の環境変化 永久凍土融解により河川水の風化由来イオン濃度が上昇
名古屋大学宇宙地球環境研究所の檜山 哲哉 教授、秋田県立大学 生物資源科学部 生物環境科学科の田代 悠人 助教[専門:生物地球化学](自然生態管理学研究室)らの共同研究チームは、地球温暖化による永久凍土融解によって、北東シベリアのコリマ川におけるCa2+、Mg2+、SO42-濃度が長期的上昇傾向にあることを解明し、その成果が国際学術誌「Global Biogeochemical Cycles」に掲載されました。 ・北極圏は世界で最も温暖化が著しい地域です。温暖化に伴う永久凍土の...
キーワード:環境変化/極域/生物地球化学/北極海/化学物質/地球温暖化/異常気象/地球化学/地球環境/モニタリング/シベリア/土壌/温暖化/生物資源/物質循環/Ca2+
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発表日:2026年4月18日
28
低ブドウ糖環境下によるCAR-T細胞の機能不全を克服する オンデマンド型代謝強化CAR-T細胞を開発
―抗腫瘍効果の向上と安全性をマウスモデルで検証―
・これまで膠芽腫のがん組織は極度の低ブドウ糖環境にあり、CAR-T細胞の機能が著しく低下する可能性が示唆されていましたが、本研究によりその実態が明らかになりました。・低ブドウ糖環境によるCAR-T細胞の機能不全を克服するため、ブドウ糖を高効率に取り込む細胞膜タンパク質 (ブドウ糖膜輸送体) GLUT3を必要に応じて発現させるオンデマンド型代謝強化CAR-T細胞 (On-d GLUT3 CAR-T細胞)の開発に成功しました。・On-d GLUT3 CAR-T細胞について、ヒトの脳腫瘍を模した膠芽腫マウスモデルで検証した結果、腫瘍の根治を達成するなど、高い抗腫瘍効果が認めら...
キーワード:がん研究/膜輸送/グルコース/神経系/膜輸送体/システム制御/遺伝子改変/輸送体/CD8/微生物/細胞膜/がん免疫/マウスモデル/脳神経外科/膠芽腫/T細胞/マウス/抗腫瘍効果/腫瘍免疫/膜タンパク質/免疫学/遺伝子/疫学/脳腫瘍
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発表日:2026年4月18日
29
統合失調症の新たな治療戦略を発見
―副作用が少ない新規治療薬開発に期待―
・Rhoキナーゼ2の働きを選択的に抑える薬剤が、統合失調症に関連する認知機能の障害や行動の異常を改善しました。・KD025の口からの投与は、効果がみられる量では、非選択的Rhoキナーゼ阻害薬で課題となる血圧低下や、従来の抗精神病薬で問題となることがある錐体外路症状、高プロラクチン血症、高血糖を認めませんでした。・Rhoキナーゼ2を標的とした治療が、従来の治療薬では課題となっていた副作用を抑えつつ、統合失調症の認知機能の障害などに対する新しい治療法の開発につながる可能性が示されました。 国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学大学院医学系研究科医...
キーワード:産学連携/プロラクチン/遺伝情報/スパイン/記憶・学習/統合失調症/Rhoキナーゼ/治療標的/脳科学/ゲノム解析/ホルモン/神経伝達物質/モデルマウス/病態解明/キナーゼ/マウス/血液/抗精神病薬/神経細胞/創薬/副作用/薬理学/ゲノム/バイオマーカー/遺伝子/血圧/神経疾患/精神疾患/統合失調症患者/認知機能
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発表日:2026年4月16日
30
糖鎖の全体構造を学習できるAIモデルを開発
不完全な配列も高精度に補完、創薬や疾患診断への展開に期待
・糖鎖注1)の全体構造を学習できる事前学習済みAIモデル「GlycanGT(グリカンジーティー)」を開発。・糖鎖を単糖と結合のグラフ注2)構造として表現し、Transformer注3)を用いて局所構造だけでなく枝分かれを含む全体の関係性まで捉えられるようにした。・既存手法との比較で、8つのベンチマーク課題において高い性能を示した。・構造が一部欠けた、あるいは曖昧な糖鎖配列に対しても、妥当な単糖や結合候補を高精度に提案。・糖鎖データベースの整備支援、糖鎖機能の解明、疾患バイオマーカー...
キーワード:ベンチマーク/自然言語/自然言語処理/人工知能(AI)/言語処理/局所構造/データ構造/免疫系/神経変性/神経変性疾患/生体分子/創薬/免疫応答/バイオマーカー/感染症/脂質
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発表日:2026年4月10日
31
世界初、トリチウムのレーザー分析技術を開発
~迅速・高精度に定量評価、原子力施設等における応用に期待~
・トリチウム水(HTO)の赤外吸収を高感度観測:トリチウム水(HTO)の非常に強い吸収波長帯(4.3μm帯)を標的とした、光共振器強化型吸収分光(CRDS)注1)装置を開発した。従来の光学的手法と比較して、大幅な性能向上を実現し、世界最高のトリチウム分光感度を達成した。・光学的手法による定量的な直線性と再現性の証明: 試料中のトリチウム放射能濃度と得られた信号の間に、高い線形性があることを実験により世界で初めて明らかにした。また、同一条件での繰り返し測定により、本手法の高い再現性を確認した。・微量液体サンプルの測定:微量の液体試料(数 &mi...
キーワード:原子力発電所/分析技術/核融合/核融合炉/水分子/分光学/放射線計測/中赤外/定量評価/反射率/共振器/光吸収/トリチウム/リチウム/レーザー/レーザー分光/原子力/原子力発電/光共振器/放射能/SPECT/創薬/放射線
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発表日:2026年4月10日
32
沈み込み帯誕生時の地殻形成プロセスを示す岩石・地球物理学的証拠を発見
―海底下の「2つの地殻」を可視化―
・伊豆・小笠原海溝で掘削された岩石の物理特性を調べた結果、沈み込み帯誕生直後の海底拡大によってできた岩石と、拡大終結後の火山活動でできた岩石とでは、割れ目の多さと地震波速度※1が大きく異なることを突き止めた。・岩石の物理特性をもとに海底下の地震波速度構造※2を読み解くことで、地殻の中に「初期にできた地殻」と「後からできた地殻」が重なって分布していることを初めて示した。・岩石試料の物理特性と地震波速度構造を結びつける新しい手法により、海底の広域的な内部構造を推定できるようになったことは、過去の掘削コア試料や観測データから沈み込み...
キーワード:先端技術/極地/海洋/海洋科学/環境変動/地下構造/数理科学/物質科学/IODP/テクトニクス/プレートテクトニクス/マグマ/火山活動/火山岩/地球深部/地球内部/地球内部構造/地震波/地震波速度/地震波速度構造/沈み込み/沈み込み帯/内部構造/日本列島/深海底/地球環境/地球環境変動
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発表日:2026年4月9日
33
国際宇宙探査機群を用いて太陽放射線が太陽系を伝播する過程を解明
ー宇宙天気予測の高度化へ前進ー
・複数の宇宙探査機による観測と数値シミュレーションのデータ同化※1を実施して、太陽で発生した放射線が太陽系を伝播する過程を明らかにしました。・太陽放射線の伝播は、太陽風※2の磁場擾乱の影響を受けて、時間とともに変化していることを示しました。・本研究は、太陽からの放射線が「いつ・どこに・どの程度」到達するかを理解し予測するための新たな物理基盤を提供し、将来の月や火星を含んだ宇宙天気※3予測に貢献するものです。 名古屋大学宇宙地球環境研究所の三好由純教授、岩井一正教授、国立研究開...
キーワード:先端技術/オーストリア/海洋/高エネルギー/高エネルギー粒子/数理科学/地球磁気圏/パラメータ推定/磁気圏/地球磁場/宇宙科学/衛星/磁場/質量放出/数値シミュレーション/太陽/太陽活動/太陽系/太陽風/地球環境/シミュレーション/データ同化/航空機/人工衛星/放射線
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発表日:2026年3月28日
34
概日時計を操る化合物で植物の開花期を精密制御
・多くの植物は日長を指標に開花期を決めている。・日長測定の基礎である概日時計を遅くする低分子化合物により、アオウキクサの開花誘導を精密制御し、また最大で2時間以上(開花期換算で2カ月)も変化させた。・化合物ツールによる定量的な開花制御を実証したことで、農業分野での応用も期待できる。 名古屋大学大学院生命農学研究科の前田 明里 日本学術振興会特別研究員PD(受入機関:名古屋大学)、村中 智明 助教、中道 範人 教授、同大学トランスフォーマティブ生命分子研究所の佐藤 綾人 特任准教授、京都大学大学院理学研究科の伊藤 照悟 助教、小山 時隆 准教...
キーワード:季節変化/植物生理学/環境問題/生体内/変異体/シロイヌナズナ/概日時計/ホルモン/時計遺伝子/分子機構/イミン/阻害剤/低分子化合物/遺伝子/遺伝子発現/概日リズム/生理学
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発表日:2026年3月19日
35
土器の三次元形状を深層学習で解析する新手法を開発 食器としての観点から須恵器を分析、古代日本の食習慣に迫る
・土器の三次元(3D)点群データを用いて形態学的分類を行う深層学習(ディープラーニング)注1)モデルを開発し、二次元形状の解析では実現できなかった分類に成功した。・猿投窯注2)出土の須恵器注3)917点の点群に対して高精度で分類が可能なことを示した。・PCA注4)、階層クラスタリング注5)、3D Grad-CAM注6)によって分類の解釈性を高めた。・須恵器の形態学的変化が食習慣の変化に関連している可能性を指摘した。・...
キーワード:視覚化/3Dデータ/AI/クラスタリング/ディープラーニング/ニューラルネットワーク/主成分分析/情報学/深層学習/人工知能(AI)/古墳時代/ノイズ/朝鮮半島/形態学/テクスト/文化遺産/CAM/ニューラルネット/技術革新/神経回路/食習慣
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発表日:2026年3月18日
36
情報の安定性と信号強度の両立を実現
―保磁力最大約10倍を達成、次世代省エネ磁気メモリへ―
・従来は困難とされてきた、磁石の強さ(磁化)と情報の保持能力(保磁力)の両立を、独自の「ナノ傾斜設計」により実現しました。・従来の均一材料と比べ、磁化を維持したまま、保磁力を従来の最大約10倍に向上させることに成功しました。・大強度陽子加速器施設J-PARC MLFと3GeV高輝度放射光施設NanoTerasu(ナノテラス)(注4)を連携活用した解析により、全体の性能向上を実現するメカニズムが明らかになりました。・デジタル社会の拡大に伴う消費電力増...
キーワード:パートナーシップ/陽子/量子スピン/J-PARC/加速器/中性子/放射光/磁場/太陽/円二色性/トレードオフ/磁気円二色性/マンガン/スピンデバイス/メモリ/省エネ/材料設計/スピン/ナノスケール/ナノメートル/原子力/ルテニウム
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発表日:2026年3月18日
37
ノロウイルス攻略の新戦略:"多点攻撃"で100倍の結合力
-IgM抗体の高い親和性を定量化、次世代ワクチン設計に新指針-
・ノロウイルス主要流行株GII.4と新興株GII.17に対するモノクローナル抗体を作製・IgM抗体は10本のFabを活用し、抗原密度が高いウイルス粒子表面で最大100倍の結合強化を示すことを定量化・多価性による「アビディティ効果」を定量的に解明し、次世代ワクチン・抗体医薬の設計に新たな戦略を提供 東京科学大学(ScienceTokyo) 物質理工学院 材料系の田川純平大学院生(博士後期課程)と総合研究院 フロンティア材料研究所の谷中冴子准教授、名古屋大学大学院理学研究科/自然科学研究機構 生命創成探究センター 内橋貴之教授ら研究チームは、世...
キーワード:産学連携/分析技術/表面プラズモン共鳴/プラズモン/表面プラズモン/ノロウイルス/AFM/ナノスケール/原子間力顕微鏡/高速原子間力顕微鏡/エピトープ/モノクローナル抗体/抗原/抗体医薬/相互作用解析/腸炎/免疫応答/ウイルス/ワクチン/公衆衛生/抗体/細菌
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発表日:2026年3月17日
38
体内時計の精度はタンパク質に内蔵されていた
―シアノバクテリアの時計の本質を解明―
・体内時計の「環境に左右されない正確さ」が、タンパク質の時計に内蔵されていることを実証・20種類以上の時計タンパク質「KaiC」の周期変異体を使って、細胞内と試験管内の両方で高い周期精度を確認・細胞内では細胞環境が地球環境に合わせてわずかに周期を微調整している可能性が示唆され、人工的な生物時計の設計や、生物時計の精密な時間制御技術の開発につながる可能性に期待 大阪大学大学院理学研究科(名古屋大学高等研究院 客員研究員)の伊藤(三輪)久美子特任助教、関西医科大学医学部の岡野(今井)圭子講師、立命館大学生命科学部の寺内一姫教授、名古屋大学の故近...
キーワード:環境変化/バクテリア/シアノバクテリア/光合成/生物時計/地球環境/変異体/体内時計/in vitro/細菌
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発表日:2026年3月16日
39
がん免疫療法CAR-Tの効果を支える新しい仕組みを発見
~コレステロール生合成がCAR-T細胞の長期活性を保つ鍵に~
・CAR-T細胞療法*1の効果が長く続く仕組みの一端を明らかにしました。・CAR-T細胞の働きを維持するために、コレステロール*2をつくる代謝*3経路が重要な役割を果たすことを発見しました。・患者データの解析と細胞実験の両方から、この代謝経路がCAR-T細胞の持続性と関連することを示しました。・今回の成果は、CAR-T細胞療法の効果をさらに高める新しい治療戦略の開発につながる可能性があります。 名古屋大学大学院医学系研究科 血液・腫瘍内科学の竹内裕貴 大学院生、葉名尻良...
キーワード:持続性/遺伝子改変/biosynthesis/キメラ/生合成/抗原受容体/CAR-T細胞療法/CD40/がん免疫/がん免疫療法/腫瘍抗原/白血球/免疫療法/T細胞/がん細胞/血液/抗原/細胞療法/受容体/免疫細胞/ウイルス/コレステロール/遺伝子/遺伝子発現/生活習慣病
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発表日:2026年2月26日
40
展示設計で学びが変わる~「感じる・考える・語りたくなる」S-S-Sモデルを提案~
・展示設計が来館者の学びと日常生活や社会とをつなげられるか検証。・木曽馬注1)の標本資料を使って、来館者の理解や意識の変化を明らかにした。・感覚体験(Sense)―科学的理解(Science)―価値の意味づけ(Significance)を段階的につなぐ教育モデル「S-S-Sモデル」を実践にもとづき体系化。 名古屋大学博物館の梅村 綾子 特任助教は、岐阜大学高等研究院の高須 正規 准教授とともに、博物館における学びを段階的かつ意図的に深める教育フレームワーク「感覚体験(Sense)→ 科学的理解(Scienc...
キーワード:フレームワーク/博物館学/市民参加/アンケート調査/体系化/聴覚/日常生活/文化交流
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発表日:2026年2月21日
41
腸内細菌がタッグを組んで便秘を引き起こす仕組みを解明
~常識を覆す「細菌性便秘」の世界初の発見と、新たな治療薬開発に光明~
・世界初のメカニズム発見:2種類の腸内細菌が協調して腸管粘液(ムチン)注1)を分解し、便秘を引き起こす「細菌性便秘」注2)という新しい概念を提唱した。・臨床と基礎の統合的アプローチ: 患者データ解析で得られた知見を、無菌マウス注3)と遺伝子改変技術を用いた生物学的実験で実証した。特定の細菌の組み合わせが便秘の「直接的な原因」になることを証明した。・創薬への期待: 細菌が持つ特定の酵素(脱硫酸化酵素)を標的にすることで、便秘を改善する新たな治療戦略を示唆した。 名古屋大学 学...
キーワード:産学官連携/データ解析/遺伝子改変/ノトバイオート/実験動物/酸化酵素/微生物/無菌マウス/大腸/パーキンソン病/マウス/創薬/遺伝子/医師/細菌/自律神経/腸内細菌/動物実験
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発表日:2026年2月14日
42
薬になりにくい―天然物創薬の限界を突破する合成法確立
赤痢アメーバ症はじめさまざまな疾患治療薬への展開に期待
・微生物の生合成機構注1)を理解・再設計し、「改造しやすい非天然型天然物」を作らせた後に必要部分のみを化学修飾する新手法「ケム・バイオハイブリッド合成注2)」を確立し、天然物創薬の新しい枠組みを提示した。・本手法により、赤痢アメーバに高活性だが肝臓内で速やかに分解されてしまう天然物「オバリシン注3)」を「分解されにくく安全性の高い」化合物群へ改良した。・最終的に得られた2種の化合物が、ハムスター赤痢アメーバ肝膿瘍モデルにおいて、皮下注射および経口投与の両方で高い治療効果を示し、病変を消失させた。...
キーワード:危機管理/遺伝子改変/生合成経路/生合成/微生物/赤痢アメーバ/発展途上国/合成生物学/創薬/副作用/有機合成/遺伝子/感染症/薬剤耐性
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発表日:2026年2月12日
43
MOF由来の単一原子で高価な白金に匹敵する触媒を創製
凍結・二次元構造化し100%の原子利用、次世代燃料電池に寄与
・単一原子触媒注1)における活性点利用注2)をほぼ100%まで高める設計指針を確立。・凍結鋳型法注3)により、二次元・単層配列ナノカーボン構造を創製。・酸素還元反応注4)において、高価な白金触媒に匹敵、あるいは凌駕する性能を実証。・燃料電池注5)をはじめとする次世代エネルギー変換デバイスの高効率・低コスト化に貢献。 燃料電池などの電気化学エネルギー変換技術において、電極触媒の高活性化と資源利用効率の向上は、エネルギー変...
キーワード:最適化/資源利用/多孔性結晶/触媒反応/電子輸送/電極触媒/カソード/金属有機構造体/酸素還元反応/酸素分子/前駆体/電気化学反応/ナノカーボン/還元反応/反応速度/物質輸送/電池/燃料電池/カーボン/ナノ粒子/界面活性剤/環境負荷/金属イオン/構造制御/構造設計/多孔質/電気化学/熱処理/エネルギー変換/配位子
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発表日:2026年2月12日
44
動物の複雑な行動を解析するAIツール『YORU』を発表
~プログラム不要で集団内の個体の行動識別や操作が可能に~
・動物同士が入り交じる場面でも、「見た目の変化」を手がかりに高速で動物の行動を自動検出するAI解析ツール『YORU』を開発した。・昆虫、魚、哺乳類において複数個体の行動を高い精度で迅速に検出できた。・特定の行動を示す個体をピンポイントで狙ったリアルタイム介入操作注1)を実現した。・プログラミング不要で実験・解析を自動化でき、生命科学全般の研究発展にも寄与する。 〈AI解説ツール「YORU」による解析動画〉...
キーワード:物体検出/アルゴリズム/プログラミング/機械学習/人工知能(AI)/行動観察/因果関係/性行動/マイクロ/自動化/光刺激/行動選択/神経活動/行動解析/社会性行動/哺乳類/生態学/スポーツ/スポーツ科学/電気刺激/光遺伝学/イミン/神経科学/創薬/薬理学/遺伝学
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発表日:2026年2月10日
45
日本プロ野球の「DH制」はチームの勝率に影響しない
~WAR指標を用いた10年分のデータで統計的に検証~
・セ・リーグでのDH制導入を見据えた統計分析日本プロ野球の10年分の実データをもとに、「指名打者制度(Designated Hitter, DH)注1)」が勝敗に与える影響を検証。・DH制度の「意外な影響」:勝利への貢献構造は不変 個人の能力(WAR注2))がチームの勝利に結びつく割合は、DH制度があってもなくても、ほとんど変わらないことが判明。DH制度は、日本プロ野球での「勝つための本質的なチームバランス」を崩すものではないことを示唆。・セ・リーグでのDH制導入(2027年導入予定)や高校野球でのD...
キーワード:情報学/統計分析
他の関係分野:情報学
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発表日:2026年2月3日
46
新しい環境では「眠れない」のはなぜか?生存を支える覚醒回路を解明、睡眠障害の病態理解に新たな視点
・新奇環境時に神経活動が増加する脳領域を同定。・この脳領域(拡張扁桃体注1))を抑制すると、新奇環境時の覚醒が抑制される。・拡張扁桃体のコルチコトロピン放出因子陽性神経に存在するニューロテンシンが新奇環境時の覚醒維持に関与する。 名古屋大学環境医学研究所の小野 大輔 講師、竹本 さやか 教授、上田 修平 助教らの研究グループは、新奇環境時に覚醒を維持する神経メカニズムを新たに発見しました。動物や人間は、初めての場所に置かれると覚醒度が高まり、周囲を注意深く観察することが知られています。例えばホテルに泊まっ...
キーワード:不確実性/神経ペプチド/神経活動/大脳/大脳辺縁系/視床/ストレス応答/ストレス/睡眠/睡眠障害
他の関係分野:生物学総合生物医歯薬学
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発表日:2026年1月27日
47
脳性麻痺慢性期に対するヒト乳歯歯髄幹細胞(SHED)の静脈内投与の治療有効性評価
~治療が困難とされてきた慢性期脳障害に、新たな希望を~
・脳性麻痺(*1)の原因となる脳の損傷から時間が経過し、すでに運動や学習の障害が顕在化している慢性期(*2)においても、治療効果が得られる可能性を、ラットモデルを用いて世界で初めて示しました。 ・乳歯から得られる幹細胞であるヒト乳歯歯髄幹細胞(SHED)(*3)を静脈内投与することで、脳内に存在する神経幹細胞(*4)の働きが活性化し、新たな神経細胞を生み出す力が高まることが分かりました。 ・乳歯は誰でも自然に抜けるものであり、倫理的な問題が少なく...
キーワード:学習行動/免疫調節/血流/神経新生/新規治療法/脳損傷/グリア細胞/自己複製/自己複製能/組織修復/増殖因子/多分化能/中枢神経/運動機能/神経再生/脳性麻痺/液性因子/肝細胞増殖因子(HGF)/歯髄幹細胞/成長因子/アポトーシス/グリア/ケモカイン/モデル動物/ラット/幹細胞/肝細胞/虚血/抗炎症/再生医療/細胞治療/細胞増殖/細胞療法/神経幹細胞/神経細胞/神経保護/低酸素/サイトカイン/周産期/小児/新生児/低侵襲/発達障害
他の関係分野:総合生物医歯薬学
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発表日:2026年1月26日
48
がんの進化の力を白日のもとに~がん細胞の環状の染色体外DNAを標的にしたゲノム編集技術の開発に成功~
・近年、がんの進化・不均一性・治療抵抗性の重要なメカニズムとして環状の染色体外DNA(extrachromosomal DNA, ecDNA)(※1)が注目されています。一方で、がん細胞内におけるecDNAの機能や動態については不明な点が多く、この理由の1つとしてecDNAを人工的に改変する技術が確立されていないことが挙げられます。 ・CRISPR-Cas9(※2)によるゲノム編集で用いるガイドRNAを最適化することにより(「セーフガードgRNA(※3)」を使用)、ecDNAの効率的なゲノム編集技...
キーワード:最適化/がん研究/悪性化/シミュレーション/CRISPR-Cas/ゲノム編集技術/抵抗性/機能解析/CRISPR/悪性度/細胞毒性/治療抵抗性/腫瘍学/染色体/ゲノム編集/不均一性/CRISPR-Cas9/RNA/がん細胞/細胞死/細胞分裂/ゲノム/ストレス/遺伝子/細菌/薬剤耐性
他の関係分野:情報学生物学工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2026年1月9日
49
ウェハを冷却+フッ化水素プラズマでエッチング速度5倍向上 環境負荷低減プロセスも実現、次世代半導体技術の進歩に貢献
・名古屋大学と東京エレクトロン宮城株式会社による共同研究で、革新的プロセス開発を推進。・冷却した SiO₂表面でフッ化水素と反応生成物のH₂Oが共吸着することで、エッチングの活性化エネルギー閾値をほぼゼロにできる可能性を発見。・反応生成物H₂Oが冷却したSiO₂膜の表面に自己触媒反応(autocatalytic reaction)注1)により再吸着することで、エッチング反応を飛躍的に加速できる。・エッチングガスに、従来の地球温暖化係数(GWP)が高いフルオロカーボン系ガスを使用せず、フッ化水素(HF)を用いることで環境負荷が低いプロセ...
キーワード:スループット/アスペクト/産学連携/地球温暖化/ケイ素/触媒反応/エッチング/プラズマエッチング/前駆体/半導体デバイス/エネルギー効率/持続可能/持続可能な開発/反応速度/活性化エネルギー/環境負荷低減/カーボン/イオン照射/環境負荷/半導体/微細加工/微細構造/温暖化
他の関係分野:情報学環境学化学総合理工工学農学
・最大12年間分の地域高齢者のデータを活用した研究であり、健康関連quality of life(QOL)注1)の変化パターンを同定した世界初の試み。・一部の健康関連QOLは一様に低下するのではなく、“低下群”と“維持群”に分かれることを発見。・QOL低下には、睡眠の質、足の筋力や体の安定性、抑うつ傾向などの予測因子が関連。・就寝時刻・起床時刻といった睡眠スケジュールの問題ではなく、睡眠の“質”自体が決定的に重要であることを発見。・ある時点のQOL得点...
キーワード:社会モデル/健康増進/地域経済/データ解析/寿命/身体機能/日常生活/血液/うつ/メンタルヘルス/加齢/健康寿命/高齢者/睡眠/生活の質/地域在住高齢者/非侵襲/抑うつ
他の関係分野:環境学数物系科学医歯薬学
名古屋大学 研究シーズ