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京都大学 研究Discovery Saga
2026年10月20日

ヘビの転がり運動のしくみを解明

~高速で転がっても頭はブレない~

【産学連携対象 全学共通分野 Discovery Saga】
工学
【Sagaキーワード】
地球環境
この研究の主な対象者
企業・研究者の方
公開日

研究者情報

研究者名
西川 完途

京都大学 教育研究活動データベース 

概要

東邦大学、北海道大学、京都大学らの研究グループは、小型のヘビであるハダカメヘビが行う高速で転がるような運動を動画解析し、そのしくみを明らかにしました。これらのヘビは、体の後部を大きく回転させながらも、アクロバティックな体の動きによって、頭部の向きや高さを安定させていることがわかりました。本研究は、動物が巧みな身体制御によって、形態だけからは予想できない運動を実現しうることを示すものです。
 この研究成果は、2026年10月19日に米国学術誌「Current Biology」に掲載されました。

発表のポイント

動画解析により、ヘビの転がり運動のメカニズムを明らかにしました。
体の後部が大きく回転する一方で、頭部は常に進行方向を向き、高さも比較的安定していることが示されました。
転がり運動の最高速度は通常の蛇行運動の約4倍に達しましたが、幅の狭いレーストラックに沿って安定した移動を示しました。
体の大部分を大きく回転させながら頭部を安定させるという巧みな身体制御が高速かつ制御された転がり運動に寄与していると考えられます。
画像

ハダカメヘビ属の1種(P. saravacense)写真提供:児島 庸介

詳しい研究内容について

ヘビの転がり運動のしくみを解明~高速で転がっても頭はブレない~

関連部局

地球環境学堂/学舎