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筑波大学 研究Discovery Saga
2026年10月2日

中高年者の在宅運動には身近な動画コンテンツが好まれる

【産学連携対象 全学共通分野 Discovery Saga】
情報学環境学工学医歯薬学
【持続可能な開発目標(SDGs)】
【Sagaキーワード】
インターネット/コンテンツ/デジタルコンテンツ/インターネット調査/持続可能/持続可能な開発/支援システム/日常生活/イミン/スマートフォン/高齢化/高齢者/地域在住高齢者
医療・健康


(Image by Prostock-studio/Shutterstock)

概要

国内在住の2,400人を対象に、在宅運動で利用したいデジタルコンテンツや運動方法を調査しました。その結果、特に中高年者では、身近な運動の動画媒体の視聴が多く選ばれ、動画は頻繁に更新されるよりも、自らのタイミングで選んだり、同じ内容を繰り返し視聴する方法が好まれる傾向が示されました。
 高齢化が進む中、健康を維持するためには、日常生活の中で無理なく運動を継続できる環境づくりが重要です。近年、自宅での運動を支援するためのスマートフォンアプリ(アプリ)や動画の活用が広がっています。一方、利用者がどのような運動方法やデジタルコンテンツを利用したいと考えているのか、また、年齢や居住地域などによってその傾向が異なるのかについては、よく分かっていません。
 本研究では、国内に在住する2,400人を対象にインターネット調査を行い、健康関連アプリへの抵抗感、自宅での運動方法、利用したい動画コンテンツやその更新頻度などを調べました。また、人口規模の異なる地域ごとの傾向についても検討しました。
 その結果、健康関連アプリへの抵抗感は、年齢や居住地域との明確な関連は見られず、職業などの社会的要因との関連が示されました。また、中高年者では、集団で行う運動よりも「自宅で一人で行う運動」が多く選ばれ、動画コンテンツではテレビ番組やYouTubeが好まれる傾向がありました。さらに、毎日新しい動画が提供されるよりも、自分のタイミングで動画を更新する方法が選ばれ、同じ動画を固定して視聴する選択肢も一定程度支持されていました。これらの結果から、在宅運動の支援では、新しい専用サービスを提供するだけでなく、使い慣れた動画媒体を活用し、利用者が自分のペースで継続できる仕組みが重要であると考えられます。

PDF資料

プレスリリース

研究代表者

筑波大学システム情報系
鈴木 健嗣 教授
鈴木 康裕 特任助教

掲載論文

【題名】
Acceptance of home-based exercise support systems and digital content preferences among community-dwelling older adults: Population-based regional patterns.
(地域在住高齢者における在宅運動支援システムの受容性とデジタルコンテンツ選好:人口規模に基づく地域別パターンの検討)
【掲載誌】
Japanese Society of Community-based Comprehensive Physical Therapy
【DOI】
10.57351/jjccpt.JJCCPT26001

関連リンク

システム情報系