
信州大学 研究
Discovery Saga
2026年9月30日
宮本怜さん(M1)が第11回ファインバブル学会連合シンポジウムにて「優秀賞」を受賞
【産学連携対象 全学共通分野 Discovery Saga】
【Sagaキーワード】
公開日
概要
2026年 9月3日(木)国立研究開発法人
産業技術総合研究所にて開催された第11回ファインバブル学会連合シンポジウムにて、大学院総合理工学研究科 繊維学専攻化学・材料分野修士課程1年の宮本 怜さん(長田研究室)が「優秀賞」を受賞しました。
研究題目:水中のウルトラファインバブルのサイズに及ぼす温度の影響
研究概要:高温高圧水は、温度と圧力で物性を制御できる環境負荷の小さい溶
媒として注目されています。しかし、100〜200℃では圧力を
変えても物性があまり変化しません。本研究では、新たな反応制御
法として、高温高圧水に微細な気泡であるウルトラファインバブル
(UFB)を添加することを提案しました。
その基礎的な検討として、動的光散乱法(DLS)で25〜90℃
のUFBのサイズを測定したところ、50℃付近で急激な変化が見
られました。この変化にはDLS測定の特性も影響している可能性
があるため、粒子径が既知の標準粒子で測定精度を検証し、UFB
本来の挙動との切り分けを進めました。
受賞コメント:この度は、第11回ファインバブル学会連合シンポジウムにおいて
優秀賞をいただき、大変光栄に思います。ご指導くださいました長
田先生をはじめ、研究室の皆様、関係者の方々に心より感謝申し上
げます。本研究では、高温条件におけるウルトラファインバブルの
挙動という未解明の領域に着目し、
その基礎的な特性を理解することで、高温高圧反応場への応用につ
ながる知見を得ることを目指しています。ファインバブル技術のさ
らなる発展に少しでも貢献できるよう、今後も研究に真摯に取り組
んでまいります。