Y-CUL Program 2026(第1回)を開催しました
【産学連携対象 全学共通分野 Discovery Saga】
【Sagaキーワード】
2026.09.28

概要
2026年9月12日(土)・13日(日)の2日間、スタートアップの設立・経営に必要な知識と実践を没入型で学ぶ、本学独自のカルティベーションプログラム「Y-CUL Program」を、横浜市立大学みなとみらいサテライトキャンパスで初開催しました。講師陣には、本学研究・産学連携推進センター スタートアップ推進部門の伊藤智明准教授、後藤優スタートアッププロデューサー、武田泉穂特任教授(Y-CUL Programディレクター)、脇田茂スタートアップストラテジーフェローに加え、本学国際商学部の根本裕太郎准教授、COI-NEXT副プロジェクトリーダーの高瀬堅吉客員教授を迎え、ビヨンドURAプログラム受講生を含む16名の受講生が参加しました。

冒頭では、この日のために制作されたオープニングビデオを上映し、2日間のプログラムがスタートしました。続いて武田氏から参加への感謝が述べられ、高瀬氏が開会挨拶でY-CUL Programの趣旨と開催の経緯を紹介しました。高瀬氏は、起業に必要な知識を体系的に学べる場が限られる中、教育・研究機関である大学がその機会を提供する意義を説明しました。大学の専門知に触れることが、幅広い層のアントレプレナーシップを育むことにもつながると述べました。
高瀬 堅吉 COI-NEXT副プロジェクトリーダー/客員教授
■ 1日目 <前半>
講師陣と受講者による自己紹介の後、講義とワークが始まりました。

□ 1限目: イグジット
【講師】 脇田 茂 スタートアップストラテジーフェロー
最初の講義では、脇田氏が会社のイグジット(出口戦略)を取り上げました。
IPOやM&Aなどの選択肢を踏まえ、起業後の成長と将来の筋書きを構想する重要性を学びました。
ワークでは、各自が選んだ企業と同業他社の時価総額を調査し、企業価値や成長のあり方について理解を深めました。
休憩時間には弘明寺商店街「PEACH COFFEE」のコーヒーやお茶菓子を囲み、受講者と講師が交流しました。

□2限目: 資金調達・資本政策
【講師】後藤 優 スタートアッププロデューサー
2限目では、後藤氏が資金調達と資本政策について講義しました。
資金調達の方法や成長段階に応じた考え方と、創業初期の資本政策の重要性について学びました。
ワークでは、具体的な条件をもとに、出資額や株数、持株比率などを計算する演習に取り組みました。
□ パワーランチ
午前の講義後は、受講者と講師陣が班に分かれて昼食をともにする「パワーランチ」を実施しました。
弘明寺商店街「あしな」のお弁当を囲み、受講者同士や講師との交流を深めました。

□3限目: 事業計画とビジネスモデル
【講師】根本裕太郎 国際商学部 准教授
午後最初の講義では、サービスデザインを専門とする根本氏が、事業計画とビジネスモデルについて解説しました。事業を構造的に捉えるための考え方を学びました。
ワークでは、各自が選んだ企業のビジネスモデルとサプライチェーンを調査し、多様な事業の成り立ちを比較しました。
■ 1日目 <後半>

□4限目: チーム
【講師】伊藤 智明 スタートアップ推進部門 准教授
伊藤氏の講義では、起業時から成長過程における共同経営者とのパートナーシップを取り上げました。
株式会社マイホムCEOの乃村一政氏との約15年にわたる「ことばの交換」から作成した語録カードを用い、受講者が発言を読み上げながら、感情や関係性の変化を考察しました。

□ 5限目: 知財
【講師】武田 泉穂 特任教授(Y-CUL Programディレクター)
武田氏の講義では、スタートアップ経営における知的財産・特許の役割を実例とともに学びました。
知財を競争優位や事業成長につなげる視点と、他者の知的財産権を侵害しないための留意点について解説がありました。
□ 6限目: チームで模擬スタートアップ
講義後は、2日目のピッチに向けたチームでのグループワークを行いました。5つのチームに分かれ、CEO、CTO、CFOの役割を設定。「理想の社会」「現代社会の課題」を出発点に事業アイデアを具体化し、講師陣もメンターとして支援しました。
夕食を挟みながら議論を続け、各チームは事業案を磨き上げました。
■ 2日目
□ 模擬スタートアップワーク
2日目も朝から、前日に続いてチームでの事業づくりに取り組みました。
午後には、現役のベンチャーキャピタリスト(VC)を前に、実際の資金調達場面を想定したピッチを実施します。 各チームはメンターの助言を受けながら、事業アイデアや発表内容を磨き上げました。ピッチ本番が近づくにつれて、チームごとの議論にも一層熱が入りました。


□ ランチネットワーキング
昼食は、受講者と講師陣が交流するランチネットワーキングの機会としました。
各チームは昼食中も、午後のピッチに向けて発表内容の最終確認を続けました。

□ 模擬ピッチ
模擬ピッチには、VCとして活動する高道郁人氏、津田将志氏、片山孔兵氏の3名を迎え、5チームが実践形式のプレゼンテーションに臨みました。
各チームは10分間で、2日間で練り上げた事業アイデアを発表しました。発表後にはVCから実践的な質問が相次ぎ、各チームはその場で考えながら応答しました。ピッチ後も、受講者同士で改善点を振り返る姿が見られました。


□ ラップアップ
5チームによるピッチの結果、パニック症患者向けサービスを提案した「チームグリーン」が優勝しました。優勝チームには記念パネルが授与され、VCの3名から各チームへの講評が行われました。
その後、受講者全員にディプロマを授与し、2日間を振り返った感想を共有してもらいました。受講者からは、「大変良いプログラムだったので、自分の周りにも勧めたい」「自分にも起業できそうだと感じた。今後は起業も視野に入れたい」といった声が寄せられました。
最後に参加者全員で集合写真を撮影し、Y-CUL Program 2026(第1回)は終了しました。
プログラム終了後も、受講者、VC、講師陣の交流が続き、新たなつながりが生まれる機会となりました。

まとめ
初開催となったY-CUL Program 2026では、起業に必要な知識を学ぶだけでなく、チームでの事業構想やピッチに結び付ける実践の機会を提供しました。
実施後のアンケートでは、ほぼすべての受講者がプログラム全体について「大変満足」と回答しました。「時間が足りないと感じるほど充実していた」「VCからフィードバックをいただける貴重な経験だった」といった声も寄せられました。
Y-CUL Programは来年度も開催予定です。
起業を具体的に検討している方はもちろん、関心を持つ方にも、スタートアップの設立・経営を実践的に学べる機会を目指していきます。
(報告:YEE STUDIO 黒羽、古家)
□ 1限目: イグジット
【講師】 脇田 茂 スタートアップストラテジーフェロー
□2限目: 資金調達・資本政策
【講師】後藤 優 スタートアッププロデューサー
□3限目: 事業計画とビジネスモデル
【講師】根本裕太郎 国際商学部 准教授
午後最初の講義では、サービスデザインを専門とする根本氏が、事業計画とビジネスモデルについて解説しました。事業を構造的に捉えるための考え方を学びました。
ワークでは、各自が選んだ企業のビジネスモデルとサプライチェーンを調査し、多様な事業の成り立ちを比較しました。
■ 1日目 <後半>

□4限目: チーム
【講師】伊藤 智明 スタートアップ推進部門 准教授
伊藤氏の講義では、起業時から成長過程における共同経営者とのパートナーシップを取り上げました。
株式会社マイホムCEOの乃村一政氏との約15年にわたる「ことばの交換」から作成した語録カードを用い、受講者が発言を読み上げながら、感情や関係性の変化を考察しました。

□ 5限目: 知財
【講師】武田 泉穂 特任教授(Y-CUL Programディレクター)
武田氏の講義では、スタートアップ経営における知的財産・特許の役割を実例とともに学びました。
知財を競争優位や事業成長につなげる視点と、他者の知的財産権を侵害しないための留意点について解説がありました。
□ 6限目: チームで模擬スタートアップ
講義後は、2日目のピッチに向けたチームでのグループワークを行いました。5つのチームに分かれ、CEO、CTO、CFOの役割を設定。「理想の社会」「現代社会の課題」を出発点に事業アイデアを具体化し、講師陣もメンターとして支援しました。
夕食を挟みながら議論を続け、各チームは事業案を磨き上げました。
■ 2日目
□ 模擬スタートアップワーク
2日目も朝から、前日に続いてチームでの事業づくりに取り組みました。午後には、現役のベンチャーキャピタリスト(VC)を前に、実際の資金調達場面を想定したピッチを実施します。 各チームはメンターの助言を受けながら、事業アイデアや発表内容を磨き上げました。ピッチ本番が近づくにつれて、チームごとの議論にも一層熱が入りました。


□ ランチネットワーキング
昼食は、受講者と講師陣が交流するランチネットワーキングの機会としました。各チームは昼食中も、午後のピッチに向けて発表内容の最終確認を続けました。

□ 模擬ピッチ
模擬ピッチには、VCとして活動する高道郁人氏、津田将志氏、片山孔兵氏の3名を迎え、5チームが実践形式のプレゼンテーションに臨みました。各チームは10分間で、2日間で練り上げた事業アイデアを発表しました。発表後にはVCから実践的な質問が相次ぎ、各チームはその場で考えながら応答しました。ピッチ後も、受講者同士で改善点を振り返る姿が見られました。


□ ラップアップ
5チームによるピッチの結果、パニック症患者向けサービスを提案した「チームグリーン」が優勝しました。優勝チームには記念パネルが授与され、VCの3名から各チームへの講評が行われました。その後、受講者全員にディプロマを授与し、2日間を振り返った感想を共有してもらいました。受講者からは、「大変良いプログラムだったので、自分の周りにも勧めたい」「自分にも起業できそうだと感じた。今後は起業も視野に入れたい」といった声が寄せられました。
最後に参加者全員で集合写真を撮影し、Y-CUL Program 2026(第1回)は終了しました。
プログラム終了後も、受講者、VC、講師陣の交流が続き、新たなつながりが生まれる機会となりました。

実施後のアンケートでは、ほぼすべての受講者がプログラム全体について「大変満足」と回答しました。「時間が足りないと感じるほど充実していた」「VCからフィードバックをいただける貴重な経験だった」といった声も寄せられました。
Y-CUL Programは来年度も開催予定です。
起業を具体的に検討している方はもちろん、関心を持つ方にも、スタートアップの設立・経営を実践的に学べる機会を目指していきます。

まとめ
初開催となったY-CUL Program 2026では、起業に必要な知識を学ぶだけでなく、チームでの事業構想やピッチに結び付ける実践の機会を提供しました。実施後のアンケートでは、ほぼすべての受講者がプログラム全体について「大変満足」と回答しました。「時間が足りないと感じるほど充実していた」「VCからフィードバックをいただける貴重な経験だった」といった声も寄せられました。
Y-CUL Programは来年度も開催予定です。
起業を具体的に検討している方はもちろん、関心を持つ方にも、スタートアップの設立・経営を実践的に学べる機会を目指していきます。
(報告:YEE STUDIO 黒羽、古家)
横浜市立大学 研究