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福島県立医科大学 研究Discovery Saga
2026年9月28日

安村誠司センター長の2026年度日本医師会医学賞受賞が決定

― 被災された方々の健康を支える災害医学研究の業績が評価 ―

【産学連携対象 全学共通分野 Discovery Saga】
環境学工学医歯薬学
【Sagaキーワード】
福島原発事故/東日本大震災/原発事故/健康管理/医師/公衆衛生/社会医学/放射線


2026.09.252026年9月25日

概要

福島県立医科大学放射線医学県民健康管理センターの安村誠司(やすむら・せいじ)センター長が、2026年度日本医師会医学賞(社会医学部門)を受賞することが決定しました。多くの研究者・関係者とともに取り組んできた、被災地域住民の健康管理を支える災害医学研究の業績が評価されたものです。
日本医師会医学賞は、日本医師会が、会員のうち医学上重要な業績をあげた方に授与する賞です。基礎医学、社会医学、臨床医学(内科系・外科系)の各部門を通じ、毎年計4名が選ばれます。安村センター長は、福島県医師会の石塚尋朗会長の推薦を受け、日本医師会の選考を経て、社会医学部門の受賞者に選ばれました。本学関係者の受賞は、1977年以来、49年ぶりとなります。

災害後の暮らしの変化を捉え、長期的な健康支援につなげる

受賞研究課題は、「東日本大震災による福島原発事故後の被災地域住民に対する健康管理を支える災害医学研究」です。
安村センター長は、多くの研究者との共同研究を通じて、避難に伴う生活環境の変化が住民の健康に及ぼす影響などを明らかにしてきました。これらの研究は、災害直後だけでなく、その後の暮らしの中でも、長期にわたり健康を見守り、支援を続けることの重要性を示しています。
研究成果は論文や書籍などを通じて国内外に発信され、公衆衛生・災害医学分野の研究と実践の発展に貢献しています。福島で得られた知見を、被災された方々の健康管理や支援の充実につなげることを目指しています。

安村誠司センター長のコメント

「今回の受賞は、被災地域住民の健康管理を支えるため、多くの仲間とともに積み重ねてきた共同研究の成果が評価されたものと受け止めています。ともに研究に取り組んできた皆様に、心から感謝申し上げます。
また、長年にわたり『県民健康調査』にご協力くださっている県民の皆様と、その実施や健康支援を支えてくださっている関係者の皆様に、深く御礼申し上げます。
今後も、県民の皆様の健康を見守り、健康の保持増進に貢献してまいります。また、研究で得られた知見を、災害後の健康管理や支援の充実に役立てていきたいと考えています。」

贈賞式について

贈賞式は、2026年11月1日(日)、東京都内の日本医師会館で開催される「日本医師会設立79周年記念式典並びに医学大会」で行われる予定です。