「大学見本市2026~イノベーション・ジャパン」に出展しました
【注目の成果:共同研究・産学連携のためのチェックポイント】
![]() | 新しい多孔質材料として、精密機器保護材、断熱材、軽量構造材など、様々な分野への展開が期待 |
【産学連携対象 全学共通分野 Discovery Saga】
【Sagaキーワード】
概要
2026年8月27日・28日、東京ビッグサイトにて開催された「大学見本市2026~イノベーション・ジャパン」(主催:国立研究開発法人科学技術振興機構(JST))に本学から、材料化学系 木梨憲司 准教授及び繊維学系 石井佑弥 准教授が出展しました。本イベントは、JST主催により平成16年から開催されており、全国の大学や公的研究機関等から創出された研究成果の社会還元・技術移転を促進すること及び実用化に向けた産学連携等のマッチング支援を実施することを目的とする日本最大級のマッチングイベントです。会期中は、大学等における6分野280件のシーズ展示に加え、136の出展者によるプレゼンテーションが特設会場で行われました。本学の木梨准教授は「セルロースナノフィルム積層構造体(ジェットスポンジ)」と題して、プレゼンテーションによる研究成果発表を行いました。
【出展内容】 材料化学系 木梨 憲司 准教授
「セルロースナノフィルム積層構造体(ジェットスポンジ)」
技術概要:セルロースナノフィルム分散液を凍結乾燥することにより形成されるジェットスポンジ。本材料は、空隙率99%以上、密度5~10mg/cm3 の超軽量性を実現し、そのほか優れた断熱性、圧縮弾性および回復性を持つ。また、分散液を鋳型へ充填する成形プロセスで設計自由度の高い構造形成が可能。新しい多孔質材料として、精密機器保護材、断熱材、軽量構造材など、様々な分野への展開が期待される。
繊維学系 石井 佑弥 准教授
「不思議なマスク 音マスク」
技術概要:「音マスク (OTO Mask)」は帯電した超極細繊維膜を発電層に利用し、着用者の発声で自己発電して音声信号を出力するマスク型音響センサ。着用者の声だけを小声でも選択的に採音し、騒音や環境音などの外音はほとんど採音しないという特徴があり、優れた微粒子フィルタ性と、市販マスクと大差のない着用性・軽量性を持つ。マスク着用が求められる場面はもとより、騒音や雑踏環境下での活用や、小声でのコミュニケーション場面での活用など、新たなウェアラブル音声インターフェースとして期待される。

左から:木梨准教授の展示ブース、展示ブースの様子、木梨准教授によるプレゼンテーションの様子

左から:石井准教授の展示ブース、展示ブースの様子、音マスク実演の様子
本イベント全体で11,690名の来場者が訪れ、本学展示ブースにおいても、多数の企業担当者と活発な情報交換が行われ、将来的な産学連携への発展が期待できる機会となりました。
材料化学系 木梨 憲司 准教授のプロフィールはこちら
繊維学系 石井 佑弥 准教授のプロフィールはこちら
問い合わせ先
総務企画課広報係TEL:075-724-7016
E-mail:koho[at]jim.kit.ac.jp(※[at]を@に変換してください)
京都工芸繊維大学 研究