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自然科学研究機構 分子科学研究所 研究Discovery Saga
2026年9月3日

第1000回分子研コロキウム

【注目の成果:共同研究・産学連携のためのチェックポイント】
酵素による触媒反応は、高い基質選択性や活性を示す場合が多く、有機合成への活用が期待
【産学連携対象 全学共通分野 Discovery Saga】
化学総合理工工学農学医歯薬学
【Sagaキーワード】
カップリング反応/触媒反応/反応機構/有機金属/金属酵素/金属触媒/選択性/P450/酵素反応/筋肉/アミノ酸置換/カップリング/アミノ酸/ポルフィリン/酸化反応/脂肪酸/配位子/分子設計/有機合成

概要

演 題 「金属酵素の分子設計」
日 時 2026年10月07日(水) 16:00
講演者 渡辺 芳人(自然科学研究機構分子科学研究所 所長)
場 所
岡崎コンファレンスセンター 大隅ホール(記念講演会)
中会議室(記念パーティー)
概 要
16:00~17:30 記念講演会「金属酵素の分子設計」
 酵素による触媒反応は、高い基質選択性や活性を示す場合が多く、有機合成への活用が期待されている。しかしながら、高い基質選択性が災いし、我々が希望する有機基質に対して触媒活性が得られないことが多い。それでは、望みの反応を触媒する酵素を手に入れるにはどうすれば良いのだろうか。我々は、金属酵素を対象にして、次に紹介する4つの方法論でこの課題に挑戦した。1)酵素の活性部位をモデル錯体で再現し、酵素反応を実現。2)モデル錯体による反応機構の解明を基盤として、金属酵素の活性中心を構成するアミノ酸置換による機能改変。3)アミノ酸側鎖を配位子として活用し、新たな金属触媒中心を蛋白の中に導入。4)酵素の基質認識を狂わせる。
 具体的には、1)では酸化反応に関与するヘム酵素のモデル(鉄ポルフィリン錯体)による研究、2)は、筋肉中で酸素の貯蔵を行うミオグロビンに様々な酸化触媒活性を導入する分子設計を紹介する。3)の例として、鉄貯蔵蛋白であるフェリチンをC-Cカップリング反応を触媒する有機金属酵素として活用した例、4)では、長鎖脂肪酸を選択的に水酸化するP450を、あるトリックにより有機小分子を酸化する酵素へと誤作動させた例を紹介する。

18:00~ 記念パーティー
 
*記念講演会・記念パーティーの参加には事前の参加登録が必要です。
 以下の参加登録フォームによりお申し込みください。
*参加費は講演・記念パーティーともに無料です。

第1000回分子研コロキウム 参加登録フォーム
 
■申込締切:2026年9月25日(金)
お問合せ先
岡崎圭一、岡本泰典 (2026年度コロキウム委員)