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福島県立医科大学 研究Discovery Saga
2026年8月7日

高濃度酸素曝露マウス肺においてマイクロRNA-34a阻害は細胞老化を抑制し肺胞構造障害を軽減する

第62回日本周産期・新生児医学会学術集会 最優秀演題賞(令和8年7月受賞)

【産学連携対象 全学共通分野 Discovery Saga】
工学医歯薬学
【Sagaキーワード】
マイクロ/マウスモデル/細胞老化/RNA/マウス/医師/医療の質/周産期/新生児/早産児/老化





前田 創(まえだ・はじめ)
総合周産期母子医療センター 講師

今回の受賞について

日本周産期・新生児医学会学術集会

日本周産期・新生児医学会学術集会は、産科・新生児医療・周産期医療に携わる医師や研究者、医療従事者が最新の研究成果や臨床経験を発表・議論する国内最大級の学術集会です。周産期医療および新生児医療の発展と医療の質の向上を目的として毎年開催されています。

賞について

第62回日本周産期・新生児医学会学術集会では、応募演題の中から特に優れた研究として優秀演題セッション(B領域)に6演題が選出されました。さらに、優秀演題セッションでの口演発表および質疑応答を経て審査が行われ、その中から最も優れた演題として最優秀演題賞を受賞しました。

概要

新生児慢性肺疾患(CLD)は、超早産児に多くみられる重い呼吸器疾患であり、現在も根本的な治療法が十分に確立されていません。本研究では、CLDの発症に「細胞老化」という現象が関与していることに着目し、細胞老化を制御するマイクロRNA-34a(miR-34a)の役割を新生仔マウスモデルで検討しました。
その結果、miR-34aを阻害することで、細胞老化を引き起こすシグナルが抑制されるとともに、肺胞形成障害や呼吸機能障害が改善されることを明らかにしました。本研究成果は、CLDの新たな発症メカニズムを解明するとともに、細胞老化を標的とした新しい治療法の開発につながる可能性を示した点が高く評価され、最優秀演題賞を受賞しました。(前田創)

問い合わせ先


福島県立医科大学附属病院 総合周産期母子医療センター 新生児部門
電話:024-547-1111(代表)
FAX:024-547-1998
メールアドレス:hmaeda@fmu.ac.jp(スパムメール防止のため一部全角表記しています)