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千葉大学 研究Discovery Saga
2026年8月7日

国立歴史民俗博物館との連携授業

-国際教養学部等所属の交換留学生が展示ワークシートを作成し、その成果を発表-

【産学連携対象 全学共通分野 Discovery Saga】
数物系科学
【Sagaキーワード】
日本列島

2026年08月06日

概要

2026年7月23日(金)、国立歴史民俗博物館(以下「歴博」)で千葉大学の交換留学生(J-PAC生、日本語・日本文化研修留学生)および人文公共学府大学院留学生の合計6名が、母国語で展示物の解説を行うワークシートを制作し、その発表会を行いました。ワークシートとは、展示内容について、来館者が分かりやすく理解するための資料(リーフレット)のことです。ワークシートの作成は、千葉大学が大学間交流協定校などから学生を受け入れる交換留学生を対象にしたプログラムで、国際教養学部所属の4名の交換留学生が受講し、あわせて人文公共学府博士前期課程に所属する留学生も参加しました。
ワークシートは留学生が歴博の展示スペースの中から自らが関心を高く持った展示対象を選び、歴博の教員の指導のもと、1年間かけてその展示の見どころや歴史的背景等を研究し、留学生の母語でワークシートにまとめるというものです。西千葉キャンパスでの授業とともに、毎月1回は歴博を訪問し、教員から展示を見ながらの指導を受け、制作を行います。今年度は中国語、韓国語、トルコ語の3言語でつくられました。
発表会当日の冒頭で、授業担当者である和田健国際教養学部長から、このプロジェクトは2009年度から15年以上続けている授業であることが説明され、あわせて歴博への謝辞が伝えられました。そのあと、受講した留学生、千葉大学、歴博関係者がワークシート6作品を持って館内の展示を観覧し、そのあと6名の留学生がそれぞれのワークシートについて発表と作品に対するコメントと講評を行いました。
留学生が作成したワークシートのテーマは、「日本列島と大陸の出会い」(第1展示室)「江戸の旅⼈たち-旅の記録で出会う庶民の物語-」(第3展示室)、「家から世界へ:一生を守る「安心の旅」」(第4展示室)、「日本人の人生での儀礼の道具」(第4展示室)、「もしあなたが佐倉連隊の一員だったら」(第6展示室)、「文字に刻まれた生活」(第1,2,3展示室)です(タイトルは日本語訳)。
いずれも深い考察やユーモアを織り込んだ力作で、普段なら通り過ぎてしまいそうな展示も、このワークシートを片手にするとじっくりと足を止めて見入ってしまうことが期待されます。
発表のあとの修了式では歴博民俗研究系の山田慎也教授(広報連携センター長)より各学生に修了書の授与がされました。修了証書授与のあと、ワークシートの配架式が行われました。第1展示室から第2展示室に移動する休憩スペースに歴代の留学生によるワークシートが配架されています。今年度の6作品を加えて、合計77のワークシートが中国語、タイ語、ロシア語、ドイツ語、インドネシア語、英語などさまざまな言語で制作されてきました。来館者は、休憩スペースに配架されている過去に学生が制作したワークシートを借りて館内を回ることができます。

Webサイトからも入手可能です。






制作したワークシートを受講者が使って展示見学をしました





制作した学生がワークシートの趣旨説明をし、利用し展示見学をした学生がコメントをしました





歴博広報連携センター長山田慎也教授より一人一人に修了証が渡されました





制作したワークシートは第1展示室から第2展示室に行く休憩室スペースに配架されました





受講者全員が修了証を受け取りました