母親コオロギが子に休眠を誘導する仕組みを解明
~休眠前後に起こる分子イベントの時系列変化を明らかに~
【産学連携対象 全学共通分野 Discovery Saga】
【Sagaキーワード】
概要
生物は休眠※1に入ることで厳しい環境をやり過ごします。また、多くの動物で見られる「母性休眠誘導」は、母親が環境情報を子へ伝えることで、子の休眠の有無を決める現象です。世代を超えた環境適応は興味深いものの、母親がどのようにして休眠を誘導するのかについての詳細なメカニズムは未解明でした。本研究グループは、母性休眠誘導を示すコオロギの一種であるマダラスズに着目し、休眠卵と非休眠卵で発現している遺伝子を網羅的に解析しました。
その結果、マダラスズが休眠に入る前から休眠に入った直後までに生じる分子イベントの時系列的な変化が明らかになりました。さらに、卵の休眠を誘導するメカニズムとして、クロマチン※2の状態の制御が重要な鍵であることを示しました。本研究成果は、2026年6月30日に国際学術誌「Communications Biology」にオンライン掲載されました。
詳細は、以下をご参照ください。
プレスリリース(PDF:516.0KB)
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東京農工大学 片岡孝介准教授研究者プロフィール東京農工大学 片岡孝介准教授研究室WEBサイト
片岡孝介准教授が所属する 東京農工大学工学部生命工学科
東京農工大学 研究