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2025年5月22日 木曜日
以下の60大学の研究成果を毎日調査し、速報しています。
白抜き表示は本日の会員向け「知尋」掲載21校。掲載記事数40本。うち黒白抜き表示は本日の公開記事掲載校。
調査対象大学: 北海道大学室蘭工業大学帯広畜産大学、弘前大学、東北大学、山形大学、筑波大学、宇都宮大学、群馬大学、埼玉大学、千葉大学
東京大学東京科学大学、お茶の水女子大学、東京農工大学、電気通信大学、一橋大学、横浜国立大学、新潟大学、金沢大学
北陸先端科学技術大学院大学、福井大学、信州大学、岐阜大学、静岡大学名古屋大学、名古屋工業大学、豊橋技術科学大学、三重大学、京都大学
京都工芸繊維大学、大阪大学、神戸大学、奈良女子大学、和歌山大学、島根大学岡山大学、広島大学、山口大学、徳島大学、香川大学、愛媛大学、
高知大学、九州工業大学、九州大学、佐賀大学、熊本大学、鹿児島大学、琉球大学、札幌医科大学、福島県立医科大学、会津大学、東京都立大学、
横浜市立大学、岐阜薬科大学、京都府立医科大学大阪公立大学、奈良県立医科大学、慶應義塾大学早稲田大学
医歯薬学
東京大学
代謝ダイナミクスの応答性とネットワーク構造の関係に新たな知見
東京大学大学院理学系研究科の姫岡優介助教古澤力教授は、大腸菌代謝の微分方程式モデルを用いて、代謝状態が外乱などを受けた場合の「応答の強さ」を決める因子の研究を行なった。その結果、代謝状態が外乱に対して強い応答を示すには①ATP(注1) などの補酵素のダイナミクス、②ネットワーク構造が疎(代謝物に対して代謝反応数が少ない)である、という2つの要素が重要であることが明らかになった。
本研究成果は、「どのような反応系ならば外乱に対しても頑健に機能し続けることができるのか」を明らかにするために重要な数理的基礎研究であり、化学的な細胞の合成を目指す合成生物学研究や、微生物の代謝反応系を改変して有用物質の生産を目指す代謝工学の分野における貢献が期待される。
関連分野環境学 数物系科学 生物学 工学 総合生物 農学
研究キーワード
化学物質/微分方程式/計算機シミュレーション/光合成/力学モデル/シミュレーション/ダイナミクス/ネットワーク構造/動力学/分子システム/発酵/リン酸/代謝工学/微生物/アデノシン/代謝物質/筋肉/大腸/ATP/合成生物学/細胞代謝/代謝物/大腸菌
工学
北海道大学
マグネシウム電池の劣化挙動を解明(理学研究院准教授小林弘明)
北海道大学大学院理学研究院の朱 瑞傑博士研究員、小林弘明准教授らの研究グループは、次世代蓄電池の一つ「マグネシウム電池」の課題解明に成功しました。現在主流のリチウムイオン電池に代わる次世代の蓄電池として、資源的制約のないマグネシウム電池の研究開発が進められています。実用化にはマグネシウム電池の高エネルギー化が必須であり、近年開発された弱配位性アニオンを有するマグネシウム塩を用いたエーテル系電解液が注目されています。この電解液を用いることで、マグネシウム金属負極側の反応が効率よく進行しますが、一方で酸化物正極側の反応に対しては可逆性が悪く、低可逆性を示す原因の解明及びこの電解液に適用...
関連分野数物系科学化学総合理工工学
研究キーワード
高エネルギー/アニオン/正極材料/リチウムイオン電池/高電圧/蓄電池/電解液/電池/マグネシウム/リチウム/酸化物

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工学
東北大学
燃料不要ロケットの打ち上げ実証に成功
─ レーザーで推進エネルギーを継続的に供給 ─
地上からロケットにレーザーを照射して推進力を与える「レーザー推進」は、燃料を搭載せずに打ち上げ可能な新しい方式として注目されています。しかし、機体をレーザーの軸上に乗せ続けることが難しく、安定した飛行を実現するには課題がありました。東北大学大学院工学研究科の高橋聖幸准教授、速館佑弥大学院生(研究当時)、大阪公立大学大学院工学研究科の森浩一教授、東北大学流体科学研究所の早川晃弘准教授らは、独自に開発した「複数放物面レーザー推進機」の打ち上げ実験を行い、繰り返しパルスレーザーの照射により、機体全長約15 mmの約7倍の高度110 mmまで自由飛行させることに成功しました。さらに、安定飛...
関連分野情報学数物系科学工学
研究キーワード
トラッキング/パルス/パルスレーザー/レーザー照射/持続可能/持続可能な開発/レーザー/ロケット/宇宙工学/航空宇宙工学

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工学
東京大学
ウィルスと同サイズの微粒子を捕捉
――ナノファイバー製フィルターと分子性ナノシートの複合化――
エレクトロスピニング法でナノファイバーを積層することにより、数百ナノメートルの細孔を有するナノファイバー製フィルターを作製できる。この数百ナノメートル細孔は、菌やPM2.5などの捕集に対して高い能力を有するということから、N95マスクなどに用いられている。しかし、100ナノメートル程度であるウィルスなどの捕集には過度の積層を必要とし、大きな圧力損失が問題となっている。 東京大学 生産技術研究所の石井 和之 教授、株式会社ナフィアスの渡邊 圭 代表取締役、青山学院大学 理工学部の長谷川 美貴 教授らの研究グループは、数百ナノメートルの細孔を有するナノファイバー製フィル...
関連分野環境学数物系科学生物学工学農学医歯薬学
研究キーワード
PM2.5/粒子状物質/水溶液/放射能汚染/クロロフィル/光合成/生産技術/ファイバー/エレクトロスピニング/コロナ禍/複合化/ナノシート/ナノファイバー/界面反応/銅イオン/セシウム/ナノメートル/マイクロ/圧力損失/電子顕微鏡/微粒子/表面張力/放射能/SEM/放射性セシウム/パンデミック/反応時間/ヘモグロビン/ポルフィリン/新型コロナウイルス感染症

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工学
東京科学大学
デジタル技術を活用した橋梁点検の合理化
インフラ維持管理の省力化を目指して
東京科学大学(Science Tokyo) 環境・社会理工学院 土木・環境工学系の岩波光保教授らの研究チームは、東京都大田区およびキヤノン株式会社と共同で、点検時間や点検方法の制限を受ける跨線橋と交通規制を伴う横断歩道橋の点検方法を、劣化や損傷のデジタル画像と変状検知のAIを活用し効率化する提案をしました。また、この取り組みから得られたインフラ点検におけるデジタル画像とAIの活用にあたっての効果と留意点を明らかにしました。今回の成果は産官学の深い連携によって達成されたものですが、今後も産官学の連携を強化して、デジタル技術を活用したインフラ維持管理の省力化と高度化を...
関連分野情報学複合領域環境学工学
研究キーワード
セグメンテーション/自動運転/ディープラーニング/デジタル画像/画像処理/画像認識/人工知能(AI)/検索システム/海洋/デジタル化/コンクリート/マネジメント/社会基盤/鉄筋コンクリート/セメント/トンネル/維持管理工学/構造工学/自動化/自動車

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工学
神戸大学
一画素カメラでホログラム動画の記録に成功
散乱透視顕微鏡への応用も実証
神戸大学大学院システム情報学研究科の米田成准教授と次世代光散乱イメージング科学研究センターの的場修教授は、スペインのジャウメ1世大学のEnrique Tajahuerce教授のグループと共同で一画素センサーを使用したホログラム動画の記録に成功しました。通常、画像を取得するには光センサーを二次元的に複数画素並べたイメージセンサーが必要です。しかし近年ではわずか一画素で画像を取得する「一画素カメラ」の研究が進められており、次世代の分光技術や散乱透視技術への応用が期待されています。一方で、従来の一画素カメラでは、観察対象が二次元物体に限られており、三次元物体を対象とする場合や、動的な対象への応用は困...
関連分野情報学数物系科学化学工学医歯薬学
研究キーワード
圧縮センシング/情報学/人工知能(AI)/フォトダイオード/ディスプレイ/液晶/イメージセンサー/ホログラム/レンズ/可視光/光散乱/光変調/光変調器/センサー/センシング/光センサー/頭蓋骨/マウス/スマートフォン/低侵襲

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複合領域
岡山大学
岡山大学発ベンチャー株式会社ABABAの代表取締役2人が 「Forbes 30 Under 30 Asia 2025」に選出
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複合領域
島根大学
PSI主催島根大学と鳥取大学合同開催起業推進セミナーの開催: セミナー講演に島根大学から3名の研究者が参加
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数物系科学
岡山大学
本学卒業生の松本寛生さん、竹内孔一准教授、尾関美喜准教授が開発したプログラムで 特許を出願
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数物系科学
名古屋大学
レプトンのふるまいはどれも同じか?
素粒子の崩壊にひそむ関係性を数式で解明
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生物学
京都大学
原始紅藻Galdieria sulphuraria光化学系I集光性色素タンパク質超複合体の立体構造解析
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生物学
名古屋大学
旧石器時代の狩猟具のデザインを使用痕から解明 ~環境に応じた細石器の形と機能の関係を示す~
~環境に応じた細石器の形と機能の関係を示す~
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総合理工
島根大学
ラマン博士胸像建立記念除幕式を行いました
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工学
室蘭工業大学
室蘭市ロボット・IoT 導入促進ネットワーク構築に向けた連携協定を締結しました
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工学
金沢大学
革新的ロボットハンドや3Dプリンタの最新研究成果を発表
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工学
東北大学
薬剤を2,000倍濃縮して閉じ込める!
~新しい薬剤キャリア(無機ナノ粒子カプセル化技術)を開発~
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工学
北海道大学
薬剤を2,000倍濃縮して閉じ込める!
~新しい薬剤キャリア(無機ナノ粒子カプセル化技術)を開発~(電子科学研究所准教授三友秀之)
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工学
金沢大学
「統計検定統計調査士試験合格のためのワンポイントセミナー」を実施
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工学
東北大学
建物屋根70%への太陽光パネル設置で電力自給率85%と試算
─電気自動車を蓄電池にして実現─
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工学
東京大学
「レーザーの光で育てる未来の野菜」
――赤色レーザーダイオードが拓く次世代植物工場の光戦略――
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農学
京都大学
森と川の季節的なつながりがアマゴの多様な生き方を育む
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農学
九州大学
トマトの病原菌を食べる菌を発見
作用メカニズムを解明、バイオ農薬開発に期待 農学研究院 西 大海 助教
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農学
帯広畜産大学
宗岡寿美教授が日本農業工学会フェローの称号を授与されました
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農学
静岡大学
【キャンパスミュージアム】宮澤義俊さんがS
-Wave『Sunday Nature』(5/18) に出演しました
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農学
東京大学
森と川の季節的なつながりがアマゴの多様な生き方を育む
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医歯薬学
慶應義塾大学
長引く「コロナ後遺症(long COVID)」と慢性痛の類似点を発見
-Long COVID症状は新型コロナウイルス感染に特有の症状ではない-
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医歯薬学
群馬大学
低糖質・高タンパク質食摂取による2型糖尿病動物の認知機能の改善とその機構を示唆
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医歯薬学
千葉大学
映像と音声のズレに、知覚系が順応する仕組みを解明
~視聴覚刺激の時間差に対する「時間的再較正」で、テレコミュニケーション技術の進化に貢献〜
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医歯薬学
大阪公立大学
歯科健診未受診の高齢者で死亡リスクが約1.5倍に歯科健診が“命を守る”可能性、大阪府94万人データから判明
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医歯薬学
京都府立医科大学
【報道発表】堀場製作所との連携事業「KPUM-HORIBAチャレンジ」の採択テーマが決定
~感染症をテーマとした共同研究をスタート、未来医療の創出をめざす~
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医歯薬学
東京大学
植物が干ばつに打ち勝つ力を引き出すしくみを発見
――根と葉の機能を高めることで植物の乾燥ストレスを軽減――
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医歯薬学
京都大学
インスリノーマの非侵襲診断に成功ー新開発のPET/CT検査が高精度検出を実現ー
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医歯薬学
九州大学
「美味しさ」が脳を覚醒させる!
~食後の作業効率向上と脳活動の関係を脳波で解明~ 基幹教育院 岡本 剛 准教授
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医歯薬学
神戸大学
咲かない花だけをつける植物の誕生の謎に迫る!
ダーウィン以来の難問に重要な示唆
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医歯薬学
群馬大学
医学部附属病院に脊椎脊髄センターが新設されます
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医歯薬学
大阪公立大学
イヌのがんに抗CTLA-4抗体治療が有効であることを初めて報告
~イヌのがんへの免疫療法の適用拡大に期待~
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医歯薬学
東北大学
健康行動を支える脳の仕組みを解明
─ 脳の前頭極と個別化フィードバックが若者の食生活改善とウェルビーイング向上の鍵に ─
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医歯薬学
東京科学大学
つなぐ、医療と行政。ビッグデータを駆使し高齢者診療と向き合う
未来は無限大!私のキャリア
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その他
東京農工大学
本学同窓生の住谷学氏に紺綬褒章が授与されました
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その他
早稲田大学
平和構想連続講座「戦争の時代に平和への道をひらく」第3回「「台湾有事」に突き進む日米同盟“参戦”しないために」