04J11905 (KAKENデータベースで見る)【研究キーワード】
(2)一次文献の収集・調査:「平和条約」の碑文を模写した文献を収集し、模写に誤りがないかを確認した(コレーションの実施)。この結果、従来の模写資料に若干の書き誤りが存在していることが明らかとなった。
(3)二次文献の収集・調査:「平和条約」の碑文、および古典エジプト語の文法に関する二次文献の収集・調査を行った。
(4)文法分析:「平和条約」の碑文の文法を分析したのち、同時代の資料である「文学作品(運命付けられた王子)」、「行政文書(O.Nash 1)」の文法を分析し、3つのテキストで使用されている文法の違いを考察した。この結果、形態統語論のレヴェルにおいて、テキストのジャンルごとに文法が異なることが明らかとなった。
(5)研究成果の公表:(1)から(4)の成果、とりわけ(4)の成果を「Language Variety in the 19th Dynasty」というタイトルのもとドイツで開催された古代エジプト語の国際会議(After Polotsky)で発表した(2006年9月)。また、発表内容をドイツで発行されている雑誌『Lingua Aegyptia』に投稿した(2006年12月)。その論文は現在印刷中である。また、会議の参加報告を日本オリエント学会の雑誌『オリエント』に投稿し、受理された。こちらの原稿も現在印刷中である。
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